外食上場企業ランキング 2018

独自に集計・分析!(2020年6月作成)


2018年度版ランキングはこちら

・2007~2016まで10年度分のランキングを電子書籍『外食上場企業ランキング(完全版)2007~2016』に掲載しています。サイトには掲載しなかったランキングも含め収録した「完全版」です。



下記の前提条件のもとに収集整理しています。サンプリング条件の設定や集計方法の違いから、他の類似のランキングとは結果が同一とならないと思われます。


(注1)対象は、2020年4月1日時点における上場企業(TOKYO PRO Market除く)で当該企業における外食事業売上比率(連結決算がある企業は連結ベース)が51%以上を目安に抽出しました。「外食」とは、消費者からみて「家の外で調理された料理・飲物を家の外で飲食する」ことをいい、ここでは、給食事業・遊興飲食業および料理品小売業(中食)を除いた「最狭義の外食」(フードビジネス総合研究所による定義)をその範囲としています。また、これら前提をベースに企業の規模や事業内容等を総合的に勘案し、対象とするか否かを判断する場合もあります(例えば、上場企業である株式会社ダスキンは外食事業比率が51%に満たないがその売上規模は400億円近くあるため、同社外食事業部門の売上高及び売上高伸び率のみ対象)。なお「デニーズ」等のセブン&アイ・フードシステムズは、それ自体は非上場企業であり、上場しているのはあくまで親会社のセブン&アイ・ホールディングスであるため、対象外。


(注2) 2019年4月期から2020年3月期の本決算を対象とした。



外食上場企業ランキング 2019 対象企業(五十音順)

アークランドサービスホールディングス/あさくま(※)/アトム/あみやき亭/安楽亭/壱番屋/一家ダイニングプロジェクト/うかい/梅の花/ヴィア・ホールディングス/SRSホールディングス/SFPホールディングス/エスエルディー/エー・ピーカンパニー/王将フードサービス/大戸屋ホールディングス/海帆/カッパ・クリエイト/カルラ/かんなん丸/関門海/木曽路/きちり/ギフト/銀座ルノアール/串カツ田中ホールディングス/くら寿司/クリエイト・レストランツホールディングス/グルメ杵屋/グローバルダイニング/元気寿司/幸楽苑ホールディングス/コメダホールディングス/コロワイド/サイゼリヤ/サガミホールディングス/サンマルクホールディングス/三光マーケティングフーズ/JBイレブン/ジェイグループホールディングス/ジー・テイスト/ジョイフル/すかいらーくホールディングス/スシローグローバルホールディングス/精養軒/ゼットン/ゼネラル・オイスター/ゼンショーホールディングス/大庄/ダイナックホールディングス/ダスキンフードグループ/WDI/力の源ホールディングス/チムニー/銚子丸/DDホールディングス/テンアライド/東京一番フーズ/東天紅/東和フードサービス/ドトール・日レスホールディングス/鳥貴族/トリドールホールディングス/日本KFC ホールディングス/NATTY SWANKY/日本マクドナルドホールディングス/ハイデイ日高/ハチバン/ハブ/浜木綿(※)/バルニバービ/B-Rサーティワンアイスクリーム/ひらまつ/フジオフードシステム/フジタコーポレーション/フライングガーデン/フレンドリー/ブロンコビリー/ペッパーフードサービス/ホットランド/ホリイフードサービス/松屋フーズホールディングス/マルシェ/丸千代山岡家/モスフードサービス/物語コーポレーション/ユナイテッド&コレクティブ/ヨシックス/吉野家ホールディングス/ライフフーズ/リンガーハット/ロイヤルホールディングス/ワイエスフード/ワイズテーブルコーポレーション/ワタミ(全95社)(株)は省略。商号は2020年4月時点。(※)は2019年度新規上場。


外食上場企業 売上高ランキング(2019年度)

外食上場企業 売上高ランキングベスト10(2019年度)

(注)単位:百万円。カッコ内の数字は、2018年度の順位。企業名右の*は、連結決算。

・グラフ、コメントの無断転載を禁じます。サイト利用条件



【速報コメント】


■2019年度(2019年4月期~2020年3月期決算を対象)の外食・売上高ベスト10は、上のとおりとなりました。
10社中、1位から9位までは同じ顔ぶれで順位に変動もなく、新規ランクインは1社のみでした。


■1位の座には、10年連続でゼンショーホールディングスが就き続けています。その売上高は6,304億35百万円(うち外食事業5,476億77百万円)と突出しており、2位との金額差も2,550億円と前年度より拡大しています。
同社外食事業は、「すき家」(国内・海外)と「なか卯」の「牛丼カテゴリー」、「ココス」「ビッグボーイ」「華屋与兵衛」等の「レストランカテゴリー」、「はま寿司」や当期に取得したTCRSレストランズ(海外)等の「ファストフードカテゴリー」の3部門から成ります。非外食事業としては、中食事業(前期に取得した北米の寿司テイクアウトチェーン「AFC」)、小売事業(スーパーマーケット「マルヤ」等)等があります。


■2位は「ガスト」「バーミヤン」等のFR(ファミリーレストラン)を主軸に展開するすかいらーくホールディングス(3,753億94百万円)です。


■3位から5位は2千億円台で、「マクドナルド」の日本マクドナルドホールディングスが2千億円台後半(2,817億63百万円)、M&Aにより「牛角」「かっぱ寿司」「フレッシュネスバーガー」等を取得、居酒屋企業からの事業構造転換を図るコロワイド(2,353億34百万円)、「吉野家」を主軸に「はなまるうどん」「京樽」等を展開する吉野家ホールディングス(2,162億1百万円)が位置しています。


■6位以下は売上高1千億円台の企業で、6位が回転寿司売上高・店舗数首位「スシロー」等のスシローグローバルホールディングス(1,990億88百万円)、FR「サイゼリヤ」等のサイゼリヤ(1,565億27百万円)、僅差で「丸亀製麺」を主軸に世界の外食企業を目指すトリドールホールディングス(1,564億78百万円)、「ロイヤルホスト」等外食事業の他コントラクトフードサービスやホテル事業も営むロイヤルホールディングス(1,405億78百万円)、そして前年度から2ランクアップでベストテン入りした多業態のクリエイト・レストランツ・ホールディングス(1,393億28百万円)の順となっています。
クリエイト・レストランツ・HDは、期中に複数のM&Aを実施、伸び率ランキングでは4位にランクインしています。入れ替わりでベストテン圏外となったのが回転寿司「くら寿司」等展開のくら寿司で、当年度は11位となりました。


■なお、11位から20以下までは以下のとおりです。松屋フーズホールディングスより上の13社が「1千億円オーバー企業」です。


(ベストテンのグラフと同様、順位右の()は前年度順位、企業名右の*は連結決算。金額は百万円単位)。

11(10)くら寿司(株)* 136,134
12(11)(株)ドトール・日レスホールディングス* 131,193
13(13)(株)松屋フーズホールディングス* 106,511
14(14)ワタミ(株)* 90,928
15(15)(株)王将フードサービス* 85,571
16(17)日本KFCホールディングス(株)* 79,634
17(16)カッパ・クリエイト(株)* 74,814
18(ー) (株)ジョイフル* 72,882
19(19)(株)モスフードサービス* 68,985
20(18)(株)サンマルクホールディングス* 68,908



1位から94位(※)までの全ランキングや、経常利益率・利益額等その他のランキングは、今秋発刊の『外食上場企業総覧2021』巻末資料編に掲載します。 (※)95社中1社は変則決算のため順位なし。



外食上場企業ランキング(完全版)2007~2016 表紙

◆過去10年度の外食上場企業ランキング(完全版)


2018年2月発行/電子書籍(A4版書籍換算 254ページ)
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外食上場企業 事業セグメント・カテゴリー売上高ベスト10(2019年度)

外食上場企業 事業セグメント・カテゴリー売上高ベスト10(2019年度)

(注)単位:百万円。

・グラフ、コメントの無断転載を禁じます。サイト利用条件



【速報コメント】


■当「外食上場企業ランキング」は、その名称のとおり「企業を単位」としたものです。そもそも、作成の動機、趣旨・目的自体が、「企業として」の現状・動向を把握することにあるからです。この基本姿勢は変わることはありませんが、ここでは補足的に、各企業の「事業セグメント・カテゴリー別」情報をもとにランキングを試みました。これにより、企業単位よりも細かい、「チェーンや事業部門を単位」としての動向を掴むことができます。いくつか例示します。


■すかいらーくホールディングスでは中食事業(「フロプレステージュ」)等を除外した「レストラン事業」を、ロイヤルホールディングスであれば機内食事業やコントラクト事業、ホテル事業等の売上高を除外し、外食事業のみを対象とします。
また、吉野家ホールディングスでは「吉野家」・「はなまる」・「京樽」・「海外」に、ドトール・日レスホールディングスであれば「ドトールコーヒーグループ」と「日本レストランシステムグループ」とに分割して、ランキングの対象とします。
こうして、チェーン別・業態別・事業子会社別など、より細かい単位での動向把握が可能となります。


■こうして上場外食95企業を細かく再検証した結果、2019年度においては、その(事業セグメント・カテゴリーの)数は「140」となりました。この数は、前年度とちょうど同数となりましたが、中身は若干異なっています。なぜなら、毎年、「セグメント区分方法の見直し」を行う企業が少なくないからです。


■なお、「セグメンテーション・カテゴライズの仕方」はあくまで各企業の意思・主観で実施されているものです。そのため、「この企業のこの部門はもう少し細かく分割できないか」ということには応えられないケースもありますし、弊社判断によりいくつかの事業セグメント・カテゴリーを一括りにし合算した場合もあります。なお、単一業態や単一ブランドでの展開企業の場合等は「セグメント情報」自体を開示していないため、ここでも「企業単位(連結あるいは非連結)」でのランキングとなる場合があります(ベストテンにもいくつか該当があります)。
さらに念を押すと、「カテゴライズ・セグメンテーションの仕方」は、各上場企業が行ったものにせよ、それをもとに弊社が加工したものにせよ、いずれにしても大なり小なり「主観的なもの」でありますし、「厳格な基準により統一」されているものでもありません。つまり、どのようなセグメンテーションをするかによってある程度、順位が変わってくる場合があります。そのため、企業別ランキングとは異なり、当「セグメント・カテゴリー」ランキングはあくまで「参考」という扱いとなります。


■2019 年度の「事業セグメント・カテゴリー別 売上高伸び率」ベスト10は、上のとおりです。なお「企業ランキング」で述べたとおり、当年度においてはコロナの影響有無により1月期決算までの企業は有利、2月期・3月期(とりわけ3月期決算)企業は不利なランキングとなっています。



全140事業セグメント・カテゴリーのランキングは、今秋発刊予定の『外食上場企業総覧2021』・巻末資料編に収録いたします。




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外食上場企業 売上高伸び率ランキング(2019年度)

外食上場企業 売上高伸び率ランキングベスト10(2019年度)

(注)単位:%。カッコ内の数字は、2018年度の順位。企業名右の*は、連結決算。小数点第一位が同値の場合、同位とし、売上高の高い順に掲載。

・グラフ、コメントの無断転載を禁じます。サイト利用条件



【速報コメント】


■2019年度・外食上場企業売上高伸び率ベストテンは、上のとおりとなりました。


■当年度ランキングにおいて最初に言及すべきは、「新型コロナウイルス影響の有無」についてです。すなわち、対象95社のうち「決算期が2月以降」の企業はコロナの影響を大なり小なり受けており、特に3月期決算企業はこの点で「不利」なランキングとなりました。一方で、1月期までの企業(19年4月期から20年1月期決算までの計32社)はコロナ禍の前に決算を終えており、これら企業には有利なランキングとなっています。


■実際、決算期別に増収・減収の企業数割合をみるとこのことが顕著に表れます。1月期までの企業(32社)では増収企業数の割合が約76%であるのに対し、2月期以降(63社)での同割合は50%に下がり、うち3月期(45社)のみについてみると約38%と一気に悪化します。つまり、3月期決算企業の実に6割以上が減収を記録したということです。
こうした前提のもと、伸び率ベストテンをみていきます。


■1位には、前年度に新規上場し2位にランクインしたNATTY SWNKYが35.5%増で就きました(19年6月期決算)。餃子居酒屋「ダンダダン酒場」を単一業態ワンブランドにて76店舗(19年6月時点)展開しています。
次いで串カツ田中ホールディングスが30.6%増で2位となりました(1月決算)。こちらも単一業態ワンブランドでの展開です(「串カツ田中」)。前年度は連結決算の開始初年度であったため順位なしとなっていました。 3位のギフトは、横浜家系ラーメン「町田商店」等のラーメン店を直営95店舗展開し、ほかに「プロデュース店舗」が367あります(店舗数いずれも19年10月時点)。伸び率は29.8%、決算期は10月です。
これら「ベスト3」はすべて、1月期以前の「コロナ前」に決算を終えた企業です。


■4位は前年度42位から躍進、多業態のクリエイト・レストランツ・ホールディングスです。伸び率は16.8%で、主因は当期中に実施した複数のM&Aです。ただ、こちらは2月期決算なので、コロナのマイナス影響も若干受けています。
5位は13.8%増のスシローグローバルホールディングス(9月期)、6位は13.0%増、「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」等の多業態を展開する物語コーポレーションで、4年連続(単独・連結の種別変更で順位なしとなったFY15を除くと、11年連続)でのベストテン入りを果たしています。決算期は6月です。


■以下、7位が居酒屋「屋台屋博多劇場」等の一家ダイニングプロジェクト(3月期、12.9%増)、8位が前年度69位から躍進(主因は前期に実施した複数のM&Aがフル連結)、「村さ来」「平禄寿司」「焼肉屋さかい」等多業態のジー・テイスト(3月期、12.8%増)、9位がDDホールディングス(12.5%増、2月期)、10位が「ラーメン山岡家」等の丸千代山岡家(10.0%増、1月期)となっています。


■前年度ベストテン企業で当年度ランク外となったのは、ペッパーフードサービス(1位→21位)、トリドールホールディングス(3位→15位)、コメダホールディングス(6位→34位)、鳥貴族(7位→25位)、アークランドサービスホールディングス(8位→12位)、ジョリーパスタ(9位→上場廃止につき対象外)、の6社です。


■なお、対象95社の増収・減収数内訳は、前年度(18年度)が順に60社・31社であったのに対し、当年度(19年度)は同53社・38社となっています(両年度とも順位なしが4社)。 また、前年度1位企業・2位企業の増収率が70%台・40%台であったのに対し、当年度は同いずれも30%台と相対的に低くなっています。


(以上無断転載禁じます。)


※1位から91位(※)までの全ランキングや、年平均売上高伸び率、経常利益率・利益額等その他のランキングは、今秋発刊の『外食上場企業総覧2021』巻末資料編に掲載します。(※)95社中4社は当期または前期において、変則決算または単独・連結の種別変更があったため、順位なし。


外食上場企業ランキング(完全版)2007~2016 表紙

◆過去10年度の外食上場企業ランキング(完全版)


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外食上場企業 年平均売上高伸び率(5ヶ年)ランキング(2019年度)




近日公開いたします。



外食上場企業 事業セグメント・カテゴリー売上高伸び率ベスト10(2019年度)

外食上場企業 事業セグメント・カテゴリー売上高伸び率ベスト10(2019年度)

(注)単位:%。

・グラフ、コメントの無断転載を禁じます。サイト利用条件



【速報コメント】


■「事業セグメント・カテゴリー別」にて、売上高伸び率のランキングも試みました。企業別ランキングとの違いや注意点については、上述のとおりです(必ずご確認ください)。ベストテンは上表のとおりです。


■クリエイト・レストランツ・HD/海外カテゴリーが、期中に実施した同社初の海外大型M&Aにより、200.0%の伸びで1位となりました。北米でイタリアンレストラン「イルフォルナイオ」を展開するIl Fornaio (America) LLCをグループ化、この20店舗がプラスに作用したものです。


■次いで、松屋フーズHD/鮨事業、その他(直営店)が61.7%増で2位、トリドールHD/カフェが53.6%増で3位となっています。
松屋FHDのそれは同社「牛めし事業」・「とんかつ事業」以外の部分にあたり、「鮨事業」と「その他」を合算したものです。「鮨」「その他」いずれも新規出店により大きく伸びました。
トリドールHD/カフェとは「コナズ珈琲」を主軸にその他「ラナイカフェ」「クローバー珈琲」から成り、当期はロードサイド型店舗の積極出店により事業規模を拡大したものです。


■以下、アークランドサービスHD/からやま・からあげ縁が37.1%増で4位、企業別ランキングで1位となったNATTY SWANKY/単独決算(セグメント・カテゴリー情報なし)が35.5%で5位、ハイデイ日高における主軸「日高屋」以外の部門(「焼鳥日高」・「その他業態」合算)は新業態店舗を相次ぎ投入し30.8%増の6位、企業別ランキング2位の串カツ田中HD/連結が30.6%増で7位、 同3位のギフト/連結が29.8%増で8位、物語コーポレーション/ラーメン部門(直営)が24.7%で9位、一家ダイニングプロジェクト/飲食事業(企業売上高からウェディング事業を控除)が19.0%で10位となっています。



全140事業セグメント・カテゴリーのランキングは、今秋発刊予定の『外食上場企業総覧2021』・巻末資料編に収録いたします。


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