外食大手月次売上データ2017

【主要25ブランド(社)の既存店売上高(前年同月比)情報】


■単位は全て、既存店ベースの前年同月比(単位:%)

すかいらーく ガスト 等
全ブランド合計
売上高 100.6 100.6 101.2 94.9 98.8 98.5
客数 99.7 99.9 99.5 92.5 96.6 96.6
客単価 100.9 100.7 101.7 102.6 102.3 101.9
サイゼリヤ サイゼリヤ 売上高 101.7 100.9 101.1 96.4 102.9 100.9
客数 101.3 100.2 99.5 95.4 101.6 99.7
客単価 100.4 100.6 101.6 101.1 101.2 101.2
ジョイフル ジョイフル 売上高 100.4 97.2 99.2 97.3 105.9 105.3
客数 100.1 95.8 97.9 94.6 96.0 94.5
客単価 100.3 101.4 101.3 102.8 110.2 111.5
ロイヤルホールディングス ロイヤルホスト 売上高 104.3 101.9 103.0 99.0 104.9 102.6
客数 99.7 97.9 98.5 94.0 98.4 97.8
客単価 104.6 104.1 104.6 105.4 106.5 105.0
日本マクドナルド
ホールディングス
マクドナルド 売上高 110.9 114.5 107.3 108.2 113.1 108.0
客数 113.8 108.7 104.1 104.0 105.6 103.7
客単価 97.4 105.3 103.1 104.0 107.1 104.2
モスフードサービス モスバーガー 売上高 100.3 99.4 103.8 99.3 101.4 101.5
客数 99.1 98.2 100.5 97.1 99.8 99.1
客単価 101.1 101.2 103.3 102.3 101.7 102.4
ドトール・日レス
ホールディングス
ドトールコーヒー
ショップ
売上高 101.4 99.8 99.2 98.2 100.4 100.6
客数 101.1 99.0 98.6 96.6 99.6 99.9
客単価 100.3 100.8 100.6 101.7 100.8 100.7
コメダホールディングス コメダ珈琲店 等 売上高 98.0 100.2 96.7 92.9 101.0 97.0
客数 - - - - - -
客単価 - - - - - -
吉野家ホールディングス 吉野家 売上高 98.8 100.2 101.6 84.9 105.7 104.5
客数 97.5 99.1 100.9 78.4 103.1 102.3
客単価 101.3 101.1 100.8 108.2 102.6 102.1
ゼンショーホールディングス すき家 売上高 99.0 99.5 98.8 97.9 101.3 105.5
客数 98.7 98.7 97.9 96.2 99.1 100.1
客単価 100.2 100.8 101.0 101.8 102.2 105.3
アスラポート・ダイニング 牛角 売上高 96.1 98.8 103.1 100.6 103.9 102.7
客数 95.3 97.5 101.6 100.7 103.8 101.6
客単価 100.8 101.3 101.5 99.9 100.2 101.1
WDI カプリチョーザ 等
国内外全ブランド
売上高 98.2 98.6 96.7 94.8 99.7 98.0
客数 95.4 96.3 93.8 92.5 98.6 97.6
客単価 102.9 102.4 103.1 102.5 101.1 100.4
グローバルダイニング ラ・ボエム 等
国内全ブランド
売上高 97.4 101.6 100.0 91.4 100.9 102.5
客数 100.0 100.4 95.5 89.8 102.9 99.8
客単価 97.4 101.3 100.5 101.7 98.1 102.7
ワタミ 和民、坐・和民 等
国内外食合計
売上高 105.1 108.1 107.1 99.0 105.2 104.9
客数 105.8 108.8 108.8 99.3 106.0 105.1
客単価 99.4 99.3 98.5 99.7 99.2 99.8
エー・ピーカンパニー 塚田農場 等
全ブランド合計
売上高 90.0 93.4 92.9 90.9 93.6 96.3
客数 90.7 93.3 92.9 89.3 93.5 96.5
客単価 98.9 99.8 99.7 101.3 99.8 99.7
鳥貴族 鳥貴族 売上高 94.1 99.5 101.9 96.2 105.3 100.4
客数 96.1 101.5 103.4 93.0 100.5 97.9
客単価 97.9 98.0 98.6 103.5 104.7 102.6
幸楽苑ホールディングス 幸楽苑 売上高 98.9 96.6 102.2 102.9 112.3 101.1
客数 97.6 96.4 100.9 101.9 111.4 99.4
客単価 101.3 100.2 101.3 101.0 100.8 101.7
ハイデイ日高 日高屋 等 売上高 100.2 102.5 103.9 99.8 102.4 104.1
客数 99.4 102.5 102.6 98.3 100.4 102.4
客単価 100.8 100.0 101.3 101.6 102.0 101.7
トリドールホールディングス 丸亀製麺 売上高 110.2 104.2 105.1 100.6 100.5 107.6
客数 104.2 98.6 101.4 99.1 98.6 101.7
客単価 105.8 105.7 103.7 101.5 101.9 105.8
王将フードサービス 餃子の王将 売上高 103.1 101.5 100.9 97.5 101.1 106.1
客数 97.6 98.2 97.0 94.9 99.1 105.7
客単価 105.5 103.3 103.9 102.6 101.9 100.2
スシローグローバル
ホールディングス
スシロー 売上高 94.8 93.7 98.2 97.9 105.4 100.4
客数 96.0 95.0 97.7 96.4 101.4 97.9
客単価 98.7 98.6 100.6 101.5 104.0 102.6
カッパ・クリエイト かっぱ寿司 売上高 100.8 96.1 100.1 88.9 105.5 97.0
客数 95.1 91.4 91.2 82.1 94.8 89.4
客単価 106.0 105.2 109.8 108.2 111.3 108.4
くらコーポレーション 無添くら寿司 売上高 97.9 95.8 98.6 95.9 101.9 99.2
客数 97.8 96.2 98.4 95.8 98.6 95.8
客単価 100.1 99.7 100.2 100.2 103.4 103.5
木曽路 木曽路 売上高 98.5 102.5 101.3 97.5 101.2 103.0
客数 97.6 100.7 100.9 97.1 101.0 101.3
客単価 101.0 101.8 100.4 100.5 100.2 101.7
うかい うかい亭 等 売上高 104.3 109.8 106.8 99.9 105.7 105.5
客数 100.5 104.9 102.0 93.0 100.4 97.0
客単価 103.9 104.7 104.7 107.4 105.3 108.8
【参考】 土日祝日数(前年同月比) 0 0 0 -1 0 0

(注)ドトールコーヒー、WDIの客単価は、推計(売上/客数)。コメダ珈琲店の数値はFC向け卸売売上前年比(%)。
・調査対象はフードビジネス総合研究所が任意に抽出しました。
・数値は全て、各企業が公表するIR情報によっています。
・ここに掲載した数値は「速報値」の場合があり、修正となることがあります。(当サイトでは、遡っての修正はいたしません。)


【2017年12月】
2017年12月の外食大手25チェーン・社(以下、チェーンという。)の既存店売上高・客数・客単価の前年同月比(%)は、上表のとおりであった。同月は、土日祝日数は前年と同じであったが、前年にみられた3連休がなかったことは若干マイナスに働いた可能性がある。こうした中、全25チェーンの8割近く(19チェーン)において売上高)が100%を上回った。但し、これらのうち客数も100%を上回ったのは9チェーンにとどまっており、半数以上(10チェーン)は「客単価増に依拠」する売上増であった(売上高が100を超したチェーンでのうち、ワタミのみ客数増・客単価減)。売上高前年割れは6チェーンであり、特に大きなマイナス幅を示すチェーンはなかったが、「かっぱ寿司」(売上高97.0%)において客数が89.4%と1割以上減少したのが目立った(客単価は108.4%)。


【2017年11月】
2017年11月における外食大手25チェーン・社(以下、チェーン)の既存店売上高・客数・客単価(前年同月比)は、上表のとおりであった。気候条件・曜日条件が悪く総じて低調であった前月(2017年10月)から一転、当月は調査対象25チェーンのうち僅か3チェーンを除く22チェーンと殆どにおいて既存店売上高が前年を上回った。客数についても100%超であったのは24チェーン(※)のうち12チェーンで全体の半数を占めた。このように、当月の外食チェーン業績は総じて好調であった。売上高が100%未満であった3チェーンは「ガスト等」「塚田農場等」「カプリチョーザ等」であり、中でも「塚田農場等」(エー・ピーカンパニー)は売上高・客数とも7%近いマイナス(順に93.6%、93.5%)であり、14年5月以降43ヶ月連続で既存店売上高・客数とも前年割れとなっている。この他、「298円へ値上げ」2ヶ月目となった「鳥貴族」は、105.3%・100.5%と売上高・客数とも100%超とした(前月は同96.2%・93.0%)。「かっぱ寿司」は当月に「タベホー」(平日アイドルタイムの食べ放題)を全店にてほぼ通月実施、客単価が111.3%と1割強上昇したが客数は94.8%で、売上高105.5%とした。「幸楽苑等」は112.3%・111.4%と高数値を記録したが、比較対象となる前年同月が異物混入事故の影響で数値を大きく落とした月であった。(※)「コメダ珈琲店」のデータは「FC向け卸売売上高」であり、客数は該当なし。


【2017年10月】
2017年10月における本調査対象25チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店売上高・客数・客単価(前年同月比)は上表のとおりであり、総じて低調であった。当月は、土日祝日数が前年より1日少ないという曜日上のマイナス要因があった他、週末に2回にわたり台風が直撃するという気候上の要因もマイナスに作用したと考えられる。こうしたこともあり、25チェーンのうち既存店売上高が100%を上回ったのは僅かに4チェーンという少なさであった。うち、客数についても100%超であったのは、3チェーンのみであった(「マクドナルド」、「牛角」、「幸楽苑等」。中国製チキン問題等での大きな落ち込みから回復途上にある「マクドナルド」以外は高い数値ではない)。当月より値上げを実施したした「鳥貴族」(税別280円→同298円)は売上高96.2%・客数93.0%、「ガスト」は同94.9%・92.5%という結果で、いずれも客数が前年比7%程度落ち込んだ。客単価は順に103.5%、102.6%と上昇した。この他、「吉野家」(同84.9%・78.4%)、「ラ・ボエム等」(同91.4%・89.8%)、「塚田農場等」(90.9%・89.3%)、「かっぱ寿司」(同88.9%・82.1%)の落ち込みが目立った。中でも「吉野家」は特に低い数値となったが、前年同月は講じた販促策(SUPER FRYDAY)の効果で売上高115.1%・客数121.8%の高数値を記録しており、これとの比較となったためで、参考までに前々年を100と置くと当年は順に97.7、95.5となる。


【2017年9月】
2017年9月における、調査対象25外食チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店売上高・客数・客単価(前年同月比)は、上表のとおりとなった。当月は、三連休中に台風が上陸するという気候上の悪条件があった。 こうした中、既存店売上高が100%以上であったのは全体の7割近い17チェーンで、うち、同客数についても100%以上であったのは11チェーンであった(「マクドナルド」、「モスバーガー」、「吉野家」、「牛角」、「和民、坐・和民等」、「鳥貴族」、「幸楽苑」、「日高屋等」、「丸亀製麺」、「木曽路」、「うかい亭等」。FF洋風(ハンバーガー)、FF麺類(ラーメン、うどん)、DR(ディナーレストラン)の各業態では本調査対象全チェーンにおいて売上高・客数が前年を上回った。なお「コメダ珈琲店」についてはFC向け卸売高前年比であり客数データは該当なし)。 7月、8月(いずれも、売上高100%超が13チェーン、売上高・客数とも100%以上が7チェーン)と比べれば、前年同月を上回ったチェーンが多かった。 「和民、坐・和民等」(ワタミ国内外食)は売上高107.1%・客数108.8%と依然高数値を維持している。引き続き、「三代目鳥メロ」「ミライザカ」への業態転換を進めており、当月末には「鳥メロ」の店舗数が100を超した(104店舗。「ミライザカ」は84店舗。一方、「被転換店舗」である「和民、坐・和民」は154店舗、「わたみん家」は42店舗に減少した)。10月から「298円」への値上げを発表した「鳥貴族」は、駆け込み需要があったか、順に101.9%・103.4%で5月以来4ヶ月ぶりに売上高・客数とも前年を上回った。10月度の結果に注目が集まる。


【2017年8月】
2017年8月は、土日祝日数は前年と同じだが曜日の並びが良く3連休があったことはプラスに作用した可能性があり、一方、天候が不順であったこと(東日本太平洋側における記録的日照不足等、気象庁HPによる)はマイナスに働いた可能性がある。こうした外的要因がある中、調査対象の外食大手25チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店ベース売上高・客数・客単価の前年同月比(%)は上表のとおりであった。売上高が100%を上回ったのは、全体の半数を超す13チェーンであった。売上高・客数とも100%超であったのは7チェーン(「サイゼリヤ」、「マクドナルド」、「グローバルダイニング」、「和民、坐・和民 等」、「日高屋 等」、「木曽路」、「うかい亭 等」)で、その数は全体の3分の1以下と多くはなかった。「マクドナルド」は20ヶ月連続、「和民、坐・和民 等」は9ヶ月、「サイゼリヤ」は6ヶ月連続での売上高・客数100%超達成である。売上高の最高値は「マクドナルド」の114.5%・同最低値は「塚田農場 等」の93.3%、客数の最高値は「和民、坐・和民 等」の108.8%・同最低値はこちらも「塚田農場 等」で93.3%であった。


【2017年7月】
2017年7月における外食大手25チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店売上高・客数・客単価の前年同月比は、上表のとおりである。当月は、全体の半数を超す13チェーンにおいて売上高が前年を上回った。売上高・客数とも100%超であったのは、その約半数の7チェーンであった(「サイゼリヤ」、「ジョイフル」、「マクドナルド」、「ドトールコーヒーショップ」、「和民、坐・和民等」、「丸亀製麺」、「うかい亭等」。「マクドナルド」は19ヶ月、「丸亀製麺」は11ヶ月、「和民、坐・和民等」は8ヶ月、「サイゼリヤ」・「ドトールコーヒーショップ」は5ヶ月連続で既存店売上高・客数が前年を上回っている)。売上高・客数とも105%台と好調であった「和民、坐・和民等」(ワタミ国内外食)は、当月も業態転換を17店舗で実施した(うち、「和民、坐・和民」→「ミライザカ」及び「わたみん家」→「三代目鳥メロ」が計16店舗)。「和民」「わたみん家」の旧ブランドでの既存店売上高は前年割れであり(順に96.5%、97.4%)、転換出店を進める新ブランドが既存店データを牽引している。



すかいらーく ガスト 等
全ブランド合計
売上高 100.8 99.0 101.3 102.6 99.6 102.0
客数 99.2 97.6 99.5 100.9 98.2 100.4
客単価 101.6 101.4 101.8 101.7 101.4 101.6
サイゼリヤ サイゼリヤ 売上高 102.3 100.7 104.5 103.6 100.7 103.0
客数 100.5 99.2 103.2 102.7 100.1 101.6
客単価 101.8 101.6 101.2 100.9 100.7 101.4
ジョイフル ジョイフル 売上高 99.6 92.5 98.3 100.4 96.9 99.1
客数 100.2 94.7 99.7 101.2 98.2 99.1
客単価 99.4 97.6 98.6 99.3 98.7 100.0
ロイヤルホールディングス ロイヤルホスト 売上高 105.5 96.2 99.5 103.3 101.1 101.8
客数 101.7 95.6 99.5 101.9 97.5 97.5
客単価 103.7 100.6 100.0 101.3 103.7 104.4
日本マクドナルド
ホールディングス
マクドナルド 売上高 112.3 117.9 116.5 112.7 110.1 116.8
客数 111.0 110.5 112.2 112.2 109.1 113.5
客単価 101.2 106.7 103.8 100.4 100.9 102.9
モスフードサービス モスバーガー 売上高 97.3 89.1 98.7 102.3 96.5 103.4
客数 97.5 90.6 97.6 100.3 96.7 101.3
客単価 99.8 98.4 101.1 102.0 99.9 102.1
ドトール・日レス
ホールディングス
ドトールコーヒー
ショップ
売上高 100.3 98.9 101.7 102.0 101.8 100.9
客数 100.6 99.0 101.4 101.6 101.5 100.6
客単価 99.7 99.9 100.3 100.4 100.3 100.3
コメダホールディングス コメダ珈琲店 等 売上高 101.5 92.8 101.0 97.1 97.3 101.5
客数 - - - - - -
客単価 - - - - - -
吉野家ホールディングス 吉野家 売上高 97.7 95.4 101.1 91.6 100.6 94.5
客数 97.2 94.1 100.4 87.8 97.3 92.9
客単価 100.6 101.5 100.8 104.4 103.5 101.7
ゼンショーホールディングス すき家 売上高 96.9 101.3 100.2 105.2 105.4 102.5
客数 94.7 98.1 97.6 100.9 100.5 99.8
客単価 102.3 103.3 102.7 104.3 104.9 102.6
アスラポート・ダイニング 牛角 売上高 94.4 91.6 98.4 96.4 92.4 98.0
客数 94.3 90.7 97.1 95.8 91.1 95.5
客単価 100.0 101.0 101.3 100.6 101.4 102.6
WDI カプリチョーザ 等
国内外全ブランド
売上高 97.4 94.1 98.9 100.5 94.2 99.4
客数 96.0 91.6 98.3 99.5 94.9 97.0
客単価 101.5 102.7 100.6 101.0 99.3 102.5
グローバルダイニング ラ・ボエム 等
国内全ブランド
売上高 99.2 97.1 99.8 97.7 94.6 97.3
客数 98.6 95.9 97.4 100.4 99.0 100.1
客単価 100.6 101.3 102.5 97.3 95.6 97.2
ワタミ わたみん家 等
全ブランド合計
売上高 103.3 106.0 112.4 105.6 106.9 111.0
客数 100.8 103.1 108.7 103.5 104.7 111.6
客単価 102.4 102.7 103.4 102.0 102.1 99.5
エー・ピーカンパニー 塚田農場 等
全ブランド合計
売上高 95.2 93.1 97.9 93.2 93.1 92.8
客数 94.7 93.1 98.0 93.2 94.5 93.4
客単価 100.0 99.4 99.2 99.2 98.1 99.0
鳥貴族 鳥貴族 売上高 100.6 101.0 104.8 103.1 105.1 94.9
客数 101.5 101.9 105.9 103.5 105.6 96.4
客単価 99.1 99.1 99.0 99.6 99.5 98.5
幸楽苑ホールディングス 幸楽苑 売上高 98.7 96.8 100.2 100.4 95.7 94.4
客数 97.5 96.4 99.7 98.9 94.3 93.4
客単価 101.2 100.5 100.5 101.5 101.4 101.1
ハイデイ日高 日高屋 等 売上高 101.0 98.9 102.9 102.9 101.5 102.1
客数 99.8 97.9 102.2 102.4 100.7 101.5
客単価 101.2 101.0 100.6 100.5 100.7 100.6
トリドールホールディングス 丸亀製麺 売上高 102.4 104.5 105.3 104.8 105.2 107.0
客数 102.5 104.1 104.5 104.0 102.5 102.5
客単価 99.9 100.4 100.7 100.8 102.6 104.4
王将フードサービス 餃子の王将 売上高 99.0 97.2 99.3 99.8 97.4 99.5
客数 97.7 96.5 95.9 96.1 94.2 95.6
客単価 101.1 100.5 103.3 103.7 103.3 103.9
スシローグローバル
ホールディングス
スシロー 売上高 98.7 100.9 102.4 102.8 93.5 99.6
客数 98.9 100.5 101.8 102.2 93.7 101.3
客単価 99.7 100.4 100.6 100.5 99.7 98.3
カッパ・クリエイト かっぱ寿司 売上高 98.4 102.7 103.3 106.2 91.9 99.3
客数 94.0 96.1 97.1 99.8 88.7 94.2
客単価 104.7 106.9 106.4 106.5 103.6 105.4
くらコーポレーション 無添くら寿司 売上高 98.7 99.8 100.8 101.7 95.2 100.4
客数 97.9 99.0 100.6 101.8 95.7 100.2
客単価 100.8 100.7 100.3 99.9 99.5 100.1
木曽路 木曽路 売上高 101.4 98.4 101.6 102.9 99.2 94.1
客数 101.0 99.9 100.1 103.5 97.9 91.1
客単価 100.4 98.5 101.5 99.4 101.3 103.3
うかい うかい亭 等 売上高 104.6 99.9 106.4 105.0 103.4 105.0
客数 98.1 91.7 99.0 101.3 99.8 102.3
客単価 106.6 109.0 107.5 103.6 103.6 102.6
【参考】 土日祝日数(前年同月比) -1 -1
(※)
0 0 -1 0

(※)2017年2月は、前年同月(閏年)と比べ日数自体が一日少ない。
(注)ドトールコーヒー、WDIの客単価は、推計(売上/客数)。コメダ珈琲店の数値はFC向け卸売売上前年比(%)。
・調査対象はフードビジネス総合研究所が任意に抽出しました。
・数値は全て、各企業が公表するIR情報によっています。
・ここに掲載した数値は「速報値」の場合があり、修正となることがあります。(当サイトでは、遡っての修正はいたしません。)

【2017年6月】
2017年6月における、本調査対象・外食大手25チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店売上高・客数・客単価の前年同月比(%)は上表のとおりである(土日祝日数は前年と同じ)。
売上高は、全体の半数を超す13チェーンが前年を上回った。うち、「マクドナルド」(116.8%)、「和民 坐・和民 等」(111.0%)、「丸亀製麺」(107.0%)等が特に高い数値を示した。「マクドナルド」は中国製チキン問題発生前の14年6月を100とした場合の数値が106.0であり、「マクドナルド業績回復」のひとつの指標となる同値は4月以降100を超している。「和民 坐・和民 等」(ワタミ国内外食全ブランド)は「ミライザカ」「トリメロ」への大量転換を継続中で、これが奏功している模様(同社既存店には転換店が含まれる)。「トリメロ」の店舗数(6月末)は79となり、「わたみん家」(73)を超した。なお店舗数を減らす既存主力ブランドも3%前後のプラスとなっている(「和民」102.9%、「わたみん家」103.0%)。一方、「吉野家」(94.5%)、「塚田農場 等」(92.8%)、「鳥貴族」(94.9%)、「幸楽苑 等」(94.4%)、「木曽路」(94.1%)の5チェーンでは90%台前半と振るわなかった。「鳥貴族」は7ヶ月ぶりに100%を下回った。
売上高・客数の双方において前年を上回ったのは、24チェーン(注・「コメダ珈琲店」は「FC向け卸売売上高」のため客数・客単価は該当数値なし)のうち4割強にあたる10チェーンであった。(「ガスト 等」、「サイゼリヤ」、「マクドナルド」、「モスバーガー」、「ドトールコーヒーショップ」、「和民 坐・和民 等」、「日高屋 等」、「丸亀製麺」、「無添くら寿司」、「うかい亭 等」。うち、「マクドナルド」は18ヶ月、「丸亀製麺」は10ヶ月、「和民 坐・和民 等」は7ヶ月、「サイゼリヤ」「ドトールコーヒーショップ」「日高屋 等」は4ヶ月連続)。一方、「ロイヤルホスト」「すき家」は客単価増により売上高を100%超とした(客数・客単価は順に97.5%・104.4%、99.8%・102.6%)


【2017年5月】
2017年5月は、前年同月と比べ日曜日の数が1日少なく、土日集客型業態の場合このことが2%程度マイナスに影響したものと推察される。こうした中、本調査で対象とする外食大手25チェーン・社(以下チェーンという)の既存店売上高・客数・客単価の各前年同月比は上表のとおりであった。売上高が100%を超したのは全体の半分に満たない11チェーンで、客数も100%超であったのは同約3分の2にあたる8チェーンであった(「サイゼリヤ」、「マクドナルド」、「ドトールコーヒーショップ」、「すき家」、「わたみん家等」、「鳥貴族」、「日高屋等」、「丸亀製麺」。「マクドナルド」は17ヶ月、「丸亀製麺」は9ヶ月、「わたみん家等」・「鳥貴族」は6ヶ月、「サイゼリヤ」・「ドトールコーヒーショップ」・「日高屋等」は3ヶ月、「すき家」は2ヶ月連続)。一方で、前述の曜日条件があったものの、客数が90%台前半となったチェーンが少なくなかった(「牛角」91.1%、「カプリチョーザ等」94.9%、「塚田農場等」94.5%、「幸楽苑」94.3%、「餃子の王将」94.2%、「スシロー」93.7%、「かっぱ寿司」88.7%)。特に「牛角」と「かっぱ寿司」は順に△8.9%・△11.3%と落ち込みが大きかった。回転寿司業態は「無添くら寿司」も90%台半ば(95.7%)であり、3チェーンとも前年割れとなった。


【2017年4月】
当月より、調査対象に「スシロー」(スシローグローバルホールディングス)を加えることとし、同チェーンの数値につき17年1月度まで遡って掲載した。本調査の対象チェーン・社(以下、チェーンという)は1つ増え、合計25となった。これら25チェーンにつき、2017年4月の既存店売上高・客数・客単価のデータを収集、上表に整理した。当月は気候条件にも恵まれたことや、曜日条件も大きなマイナス要因がなかった(土日祝日数が同じ。但し休前日数は1日少ない)こともあり、総じて高数値のチェーンが多く、25チェーンのうち既存店売上高前年比(%)が100%超であったのは、全体の7割以上にあたる19チェーンであった。うち、客数も100%超であったのは16チェーンと、全体の6割以上であった(列挙すると、「ガスト等」、「サイゼリヤ」、「ジョイフル」、「ロイヤルホスト」、「マクドナルド」、「モスバーガー」、「ドトールコーヒーショップ」、「すき家」、「わたみん家等」、「鳥貴族」、「日高屋等」、「丸亀製麺」、「スシロー」、「無添くら寿司」、「木曽路」、「うかい」。洋風ファミリーレストランは対象の全4チェーンが売上高・客数100%超えとなった。「マクドナルド」は16ヶ月、「丸亀製麺」は8ヶ月、「わたみん家等」及び「鳥貴族」は5ヶ月連続で売上高・客数100%超えを果たした)。なお、「吉野家」は、比較対象となる前年同月が「豚丼復活」により高数値を記録した月であったため、売上高91.6%・客数87.8%と低数値となった。当月は、週末限定値引きキャンペーン(「春の300円まつり!」)を実施したが、前年の売上・客数には及ばなかった。


【2017年3月】
本調査で対象とする大手外食24チェーン・社(以下、チェーンという)の2017年3月における既存店売上高・客数・客単価の各前年比データは上表のとおり。24チェーンの内、売上高が100%を上回ったのは全体の3分の2にあたる16チェーン、客数も100%超であったのは23チェーン(※)の内4割強にあたる10チェーンであった(「サイゼリヤ」、「マクドナルド」、「ドトールコーヒーショップ」、「吉野家」、「わたみん家等」、「鳥貴族」、「日高屋等」、「丸亀製麺」、「無添くら寿司」、「木曽路」。うち、「マクドナルド」は15ヶ月・「わたみん家等」「鳥貴族」はそれぞれ4ヶ月・「丸亀製麺」は7ヶ月連続)。同値(客数)が100%を下回った13チェーンをみても、特に低い数値となったものはなかった(最少値は「餃子の王将」の95.9%で、他12チェーンは全て99%~97%台)。「わたみん家」等(ワタミ)が売上高112.4%・客数108.7%と高数値を記録した。進めてきた業態転換が好結果として表れている模様。既存主力ブランド(「和民」「坐・和民」「わたみん家」等)の新ブランド(「ミライザカ」「鳥メロ」等)への業態転換数は、2017年3月期の1年間で累計100店舗に上っており、既存店売上高は通期ベースでも103.3%(同客数101.2%)と前年を上回った。
(※)「コメダ珈琲店」は店舗売上高ではなくFC向卸売高の前年比のため客数・客単価は該当なし。


【2017年2月】
2017年2月は、比較対象である16年2月(閏年)と比べ日数が一日少なく、土日祝日の数が一日少なかった。このことは、土日祝日集客型業態で5%程度のマイナス要因となった可能性がある(なお、「すき家」(ゼンショーホールディングス)のみ「一日平均」での比較数値)。本調査で対象とする外食24チェーン・社(以下、チェーンという)の既存店売上高(前年比)データは、こうした暦上の不利な条件があった中、上表のとおりとなった。売上高が100%を上回ったのは24チェーンのうち7チェーン、売上高・客数とも100%を上回ったのは僅か4チェーン(「マクドナルド」、「わたみん家等」、「鳥貴族」、「丸亀製麺」。うち「マクドナルド」は14ヶ月・「わたみん家等」「鳥貴族」はそれぞれ3ヶ月・「丸亀製麺」は6ヶ月連続で達成)であった。一方で、「モスバーガー」、アスラポート・ダイニング「牛角」、「カプリチョーザ等」は、上記要因があったにせよいずれも客数が△10%に近く、振るわない数値となった。


【2017年1月】
2017年1月より、調査対象を一部変更・追加した(喫茶部門:「エクセルシオールカフェ」(ドトール・日レスホールディングス)→「コメダ珈琲店」等(コメダホールディングス)に変更。居酒屋:「鳥貴族」(鳥貴族)を追加)。なお「コメダ珈琲店」等は店頭売上高ではなくフランチャイジーへの卸売売上高前年比(%)。そのため客数・客単価は該当数値がない。同社店舗はその約98%がFC店舗であり(2016年2月期決算時点)、当該数値によりある程度は、チェーン全体の店頭売上高トレンドが把握可能である。因みに「等」を付けたのはサブブランド「おかげ庵」の数値が若干含まれるからである。)
これら新規調査対象を含む24チェーン・社(以下、チェーンという)の1月度既存店売上高前年同月比データ(%)は上表のとおりで、同値が100%を超したのは全体のちょうど半数にあたる12チェーン、「客数」が100%を超したのは23チェーン(前述の理由から「コメダ珈琲店等」が対象外)のうち9チェーンであった(「サイゼリヤ」、「ジョイフル」、「ロイヤルホスト」、「マクドナルド」、「ドトールコーヒーショップ」、「わたみん家 等」、「鳥貴族」、「丸亀製麺」、「木曽路」)。これら9チェーンの内3チェーンがFR(ファミリーレストラン)であった。FR 4チェーンでは売上高・客数のそれぞれで3チェーンが100%を上回り、概ね好調であった。「マクドナルド」は売上高112.3%・客数111.0%であった。中国製チキン問題発生前(14年1月)を100と置くと順に93.1、93.2となり、前年(16年1月)の同値と比べ順に10.3pt、9.3ptの改善がみられる。当月より調査対象に加わった「鳥貴族」は売上高100.6%・客数101.5%とそれぞれ僅かに100%を上回った。同チェーンの既存店売上高推移(15年以降)をみるとプラス幅が10%超など高数値の月が多くみられたが、昨年8月以降は同1%台以下が続き(11月は97.3%でマイナス)、「安定成長」に転じている。
なお暦をみると、同月は土日祝日数が前年より1日少なかったが、「三が日以外」でみた土日祝日数及び連休数は前年と同じ(三連休が一回、土曜日曜が各3日)であった。こうしたことからか、当月は曜日影響を考慮した数値を併せて公表するチェーンは通常の月より少なかった。


【お知らせ】
最新版のデータ(外食大手月次売上速報)はこちらです。この他、2012年以降の各年データも、掲載中です。

2009,2010,2011の各年のデータにつきましては、公開を終了しました。これら3ヶ年における外食45チェーンの既存店データを網羅,分析した『外食チェーン既存店売上動向調査レポート(2012年版)』はこちら。
リーマンショック後の外食不況、その状況を如実に表す貴重なデータ集です。


外食チェーン 既存店売上動向調査レポート(2012年版)

外食チェーン 既存店売上動向調査レポート(2012年版)

【保存版】外食上場45社・10業態 3ヶ年(2009~2011)の月次既存店データ調査・分析
2012年3月発行・A4判94ページ
ISBN978-4-9904916-5-9 定価(本体4,600円)-在庫あり-