フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2015年3月

トリドールがアフリカ大陸1号店。ゼンショーが「ココス」「キャローズ」の米国子会社を売却。アスラポート・ダイニングとワイエスフードが資本業務提携など。

【海外出店】
壱番屋、CoCo壱番屋フィリピン1号店オープン。3月1日、現地の外食事業によるFC出店。今後5年で同国に10店舗程度を予定。CoCo壱番屋の海外展開は11国(エリア)・142店舗に。(2015.03.01)

【アライアンス】
アスラポート・ダイニングと「筑豊ラーメン山小屋」等のワイエスフード、資本業務提携。仕入・物流・海外展開等で業務提携、相互に株式を継続保有。(2015.03.02)

【ランキング・表彰】
優れたサービスを表彰する「日本サービス大賞」が創設。サービス産業生産性協議会(SPRING)。より一層の士気向上や切磋琢磨、サービス産業のイノベーションを促すことを目的に、「優れたサービスをつくりとどけるしくみ」を審査、最優秀賞は内閣総理大臣賞。本年7月応募受付開始、10月審査開始、来年4月表彰。(2015.03.03)

【経営者】
日本マクドナルドHD、生え抜きを代表取締役に追加。1978年入社で事業会社(日本マクドナルド)上席執行役員の下平篤雄氏を代表取締役副社長兼COOに。事業会社も下平氏が同名の職に就く。サラL.カサノバ氏はHD・事業会社とも留任(代表取締役社長兼CEO)。3月25日の株主総会経て就任。(2015.03.10)

【海外出店】
トリドール、アフリカ大陸1号店。ケニア・ナイロビに和風ファストフード業態「teriyaki JAPAN(テリヤキ・ジャパン)」オープン、3月10日。「テリヤキチキン・ライス」「テリヤキチキン・サンド」等が主力メニュー。現地法人トリドールケニアが運営。同業態にて17年末までケニア20店舗目指す。(2015.03.11)

【新規上場】
居酒屋「なつかし処 昭和食堂」等の海帆(本社・名古屋市)がジャスダック上場。4月17日付。東海地方中心に75店舗を展開(2月末時点)、連結売上高41億円(H26年3月期)。(2015.03.13)

【経営体制】
持株会社体制へ移行相次ぐ。グルメ杵屋ジョイフルがそれぞれ移行を発表。杵屋は本年10月に移行予定。ジョイフルは来年度の移行へ向け検討開始、来年10月から適用の社会保障に関する法改正も視野。いずれも持株会社は上場は維持する。(2015.03.14)

【子会社売却・海外展開】
ゼンショーHD、米国で「ココス」「キャローズ」展開の子会社・カタリーナレストラングループの全株式を譲渡。リーマンショック後の業績低迷から回復に至らず。本譲渡により特別損失146億円を計上、15年3月期の最終損益予想を下方修正(赤字額増大)。(2015.03.17)

【経営体制】
5月の改正会社法施行に伴い「監査等委員会設置会社」への移行相次ぐ。「丸亀製麺」のトリドールや「大阪王将」のイートアンドが発表。社外取締役の機能が強化。(2015.03.17)

【海外展開】
きちりが海外進出。米国での和食業態展開のため、米国ニューヨークに100%子会社KICHIRI USA Inc. 設立を決議。詳細は今後決定。(2015.03.24)

【海外出店】
くらコーポレーション、米国8店舗目をカリフォルニア州サンディエゴにオープン。先の台湾1号店のような日本国内と同様の店舗システム(「ビッくらポン!」「鮮度くん」等)を米国で初導入。(2015.03.31)

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