フードビジネス出来事・アーカイブス

外食業界の動向・ニュースの書庫

2018年12月

すかいらーくホールディングスがパートタイマー定年を75歳に延長、ガスト全店でプラスチック製ストロー廃止、幸楽苑ホールディングスが「焼肉ライク」にFC加盟、など。

【格付け・ランキング】
日本経済新聞社「日経MJ」、「2018年ヒット商品番付」発表。外食関連では「ごちガスト」が前頭にランクイン。横綱は、東が「安室奈美恵」・西が「Tik Tok」。(2018.12.05)

【企業の社会的責任、環境問題への対応】
すかいらーくホールディングス、「ガスト」全店でプラスチック製ストロー廃止。9月より都内一部店舗で実験を開始、12月10日に全1,367店で廃止した。ストローが必要な客にはバイオマスストロー提供。20年までに全業態で廃止する。(2018.12.10)

【海外展開】
ロイヤルホールディングス子会社のテンコーポレーション、「天丼てんや」香港1号店。現地大手外食企業とFC契約、12月12日、マリタイムスクエア店オープン。海外「天丼てんや」はタイ、フィリピン等に次ぎ5ヶ国・地域、19店舗目となる。タイでは5年以内に10店舗を出し、20年にはアジア中心に海外50店舗目指す。(2018.12.12)

【海外展開】
壱番屋、「カレーハウスCoCo壱番屋」イギリス1号店オープン。12月12日、ロンドン・レスタースクエア店、現地100%子会社の直営。海外167店舗目。英国では今後5年で10店舗を予定。(2018.12.13)

【商号変更】
「無添くら寿司」のくらコーポレーション、「くら寿司(株)」に商号変更。海外客にもわかりやすいよう「すし」を商号に入れる。19年5月1日付。(2018.12.18)

【新業態・新ブランド】
ロイヤルホールディングス子会社のテンコーポレーション、新業態「とんかつおりべ」出店。12月19日、東京・浅草。揚げ物に対する持ち帰り需要の高まり・訪日外国人増加を背景に、「天丼てんや」で培った揚げ物のノウハウ活用。「ロースかつ定食」税込780円等イートイン3品・テイクアウト(弁当)2品に商品数絞り込む。(2018.12.18)

【新業態・新ブランド】
セブン&アイ・フードシステムズ、ファミリーレストラン「デニーズ」のアッパー業態「デニーズダイナー 八雲プレステージ」出店。12月19日、東京・目黒区。ここでの検証踏まえ、全店均一のチェーンストア方式によらない、立地やライフスタイルに応じたリブランディング店舗を順次展開していく。「デニーズ」高級業態としては、07年に「プレディ」が展開されたことがある。(2018.12.19)

【海外展開】
「カプリチョーザ」等のWDI、英国ロンドンに100%子会社を設立へ。「ウルフギャング・ステーキハウス」及び「添好運(Tim Ho Wan)」展開のため。19日に取締役会で決議した。設立日は未定。(2018.12.19)

【立地戦略】
ペッパーフードサービス、「ペッパーランチ」のロードサイド型店舗を初出店。12月20日、北海道・苫小牧。94年に1号店、これまで繁華街路面店と商業施設内に展開してきた。(2018.12.20)

【パートタイマー定年延長】
「ガスト」等のすかいらーくホールディングス、パート・アルバイトの定年を70歳から75歳に延長。15年に正社員同様の65歳定年とし、「ベテランズクルー制度」として雇用上限を70歳としていた。現在65歳以上70歳未満のクルーは約千人在籍している。(2018.12.20)

【他社ブランドFC加盟】
幸楽苑ホールディングス、ダイニングイノベーション「焼肉ライク」にFC加盟。「幸楽苑」不採算店舗を業態転換していく。12月26日契約締結、1号店は千葉県内に3月下旬出店予定。10店舗程度の展開目指す。(2018.12.26)

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