フードビジネス出来事・アーカイブス

外食業界の動向・ニュースの書庫

2020年6月

ジョイフルとフレンドリーが店舗大量閉鎖を発表、ダスキンがストロベリーコーンズから「ナポリの窯」事業を譲受、など。

【M&A】
「とらふぐ亭」等の東京一番フーズ、寿司事業に進出。首都圏で「寿し常」等26店舗展開する(株)豊田から事業を譲り受ける。連結子会社にて譲受、当該子会社の商号を(株)寿し常とする。自社グループ・連携業者の水産加工品等の販路拡大も見込む。(2020.06.01)

【店舗閉鎖、業態絞り込み】
ジョイフル子会社のフレンドリー、店舗大量閉鎖を発表。展開業態を「香の川製麺」に絞り、その他の全店舗(「源ぺい」「フレンドリー」等)を閉鎖する(経営受託解除2店舗含む)。閉店等は合計43店舗にのぼり、総店舗数は70から27に減少する。6月以降順次閉鎖。(2020.06.04)

【店舗閉鎖】
ジョイフル、200店舗程度を閉鎖。今後も定期的にコロナのような感染症が発生する可能性を見込み、外食産業を取り巻く環境の大きな変化に備え不採算店舗を大量閉鎖する。7月以降順次。(2020.06.08)

【M&A、事業ポートフォリオ】
ダスキン、宅配ピザチェーン「ナポリの窯」を取得。「ミスタードーナツ」に次ぐフード事業第2の柱構築はかる。運営会社ストロベリーコーンズとは16年に業務提携、一部のミスタードーナツ店舗で「ナポリの窯」商品を販売してきた経緯がある。7月に新会社設立、11月に譲受予定。(2020.06.10)

【経営者】
「焼肉きんぐ」等多業態の物語コーポレーション、代表取締役異動・新経営体制へ。加治幸夫社長は取締役を退き、代表取締役は会長・芝宮良之氏、社長・加藤央之氏の2名体制に。芝宮氏はデニーズジャパン出身で06年入社、加藤氏は99年入社の生え抜き。就任は9月24日付。(2020.06.15)

【自社デリバリー開始】
ワタミ、自社デリバリー事業を開始。コロナ禍での中食需要に対応。「から揚げの天才」「bb.q オリーブチキンカフェ」の2業態で。デリバリー手数料は最大350円、購入価格3千円超で無料。7月1日より2店舗に導入、順次店舗数拡大していく。(2020.06.22)

【価格改定、コロナ対応】
サイゼリヤ、グランドメニュー価格の端数をなくし末尾を00円・50円に統一。新生活様式に対応、7月1日より。釣り銭における1円・5円・10円硬貨の使用減らし、接触機会を減らす目的。(2020.06.23)

【経営者】
高級レストランとリゾートホテルのひらまつ、代表取締役異動。生え抜きの陣内孝也社長・服部亮人副社長の両代表取締役が退任(執行役員に就任)、代表取締役社長CEOに日本マクドナルド出身の遠藤久氏が就任。本日付。昨年8月に提携したアドバンテッジアドバイザーズのもと、新たな経営体制に移行する。(2020.06.26)

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