フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2016年11月

梅の花とフジオフードシステムが資本業務提携、力の源ホールディングスにより「パンダエクスプレス」日本1号店オープン、トリドールホールディングスがイタリアに進出、など。

【海外展開】
「丸亀製麺」等のトリドールホールディングス、イタリアに進出。現地子会社トリドールイタリアを設立した。3月末までに日本食レストラン「TOKYO TABLE」とラーメン業態「Bottega del Ramen」2ブランドを新規出店予定。2020年までに両ブランドにてイタリア国内15店舗が目標。その後欧州全域での展開目指す。(2016.11.09)

【価格改定】
壱番屋、「カレーハウスCoCo壱番屋」で値上げ。昨今のパート・アルバイト時給の上昇受け。本年12月から一年かけ、人件費の高い地域から順次改定。ポークカレー・甘口ポークカレーにつき、一部店舗除き21円値上げ。チーズ等トッピング3種は12月1日付で10円~20円値上げする。(2016.11.10)

【M&A】
アスラポート・ダイニング、ベーグル専門店「BAGEL & BAGEL」等運営のドリームコーポレーション社の株式取得、連結子会社化。アスラポートのFC事業に関するノウハウ等活かし、ベーグル業態等のFC展開を協働して進めていく。(2016.11.18)

【海外展開】
「とらふぐ亭」等の東京一番フーズ、米国ニューヨーク出店へ。同社の海外1号店。100%子会社Ichiban Foods Inc.を10月に設立。この度、ニューヨークにおいて店舗物件の賃貸借契約を締結した。来年10月をめどに「物産販売所併設の和食シーフードレストラン」開業目指す。(2016.11.21)

【海外展開】
元気寿司、シンガポールのフランチャイジー企業の全株式取得、子会社化。これまで米国以外のエリアはFCで展開してきたが、シンガポールをFCビジネスの拠点と捉え、直営化しブラッシュアップ図る。元気寿司の海外店舗は9月末時点で151あり、2019年3月期までに250店舗を目指している。(2016.11.21)

【事業譲渡、選択と集中】
「築地銀だこ」等のホットランド、焼鳥居酒屋事業(「やきとりのほっと屋」)から撤退。同事業を「築地銀だこ」等のフランチャイジー企業に譲渡する。「やきとりのほっと屋」は2001年に1号店をオープン(東京・日本橋人形町)、10月末現在で12店舗を展開、部門売上高は3億84百万円(15年12月期)。(2016.11.24)

【海外ブランド展開】
「PANDA EXPRESS(パンダ エクスプレス)」の日本1号店がオープン。本日、神奈川・ラゾーナ川崎。米国発、世界1,900店舗超展開のチャイニーズレストラン。日本ではラーメン「一風堂」の力の源ホールディングスとの合弁会社が運営。(2016.11.25)

【海外展開、M&A】
コロワイド、北米「牛角」事業をグループ化。子会社・レインズインターナショナルが、米国・カナダでのライセンシー企業であるレインズインターナショナルUSA(米国35店舗・カナダ4店舗展開)の全株式を取得し子会社化する。株式取得は12月中旬を予定。中長期的には「牛角」以外のブランドについても北米展開を検討していく。(2016.11.25)

【アライアンス、資本業務提携】
フジオフードシステム梅の花が資本業務提携。本日付、覚書を締結した。フジオは梅の花の普通株式4.94%を、梅の花はフジオの同3.56%を取得、株式を相互に持ち合う。業務提携の詳細は今後検討を重ねるが、食材等の共同購入や物流網の相互活用等を想定。(2016.11.30)

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