
【事業再編、子会社放出】
ワタミ、子会社・ワタミの介護の保有全株式を損保ジャパン日興亜HDに譲渡。本譲渡により連結売上高が減少するが(ワタミの介護売上高354億円:15年3月期)、債務が大幅減となり自己資本比率改善見込む。譲渡実行は12月1日予定。ワタミの介護のホームに対する食材提供は譲渡後も継続する。(2015.10.02)
【M&A】
「かつや」のアークランドサービス、「からあげ縁-YUKARI-」運営のBAN FAMILY(株)の全株式取得へ。これまで子会社にて「かつや」と「からあげ縁」のコラボによる新業態「からやま」を運営してきた。「からあげ縁」の事業拡大と原材料仕入れのスケールメリット目指す。(2015.10.06)
【価格戦略】
マクドナルドが価格体系刷新。07年より実施の「地域別価格」を見直し、原則「全店統一価格」とする。これにより0.9%増収見込む。併せて「200円バーガー」3種・ワンコイン500円「おてごろセット」を投入する。(2015.10.15)
【海外出店】
吉野家ホールディングス子会社のアークミール(旧商号:どん)、「しゃぶしゃぶどん亭」海外1号店を台湾に出店。台北市の市街地に、10月23日。5年以内に台湾で5店舗目指す。アークミールとしては台湾(「フォルクス」)、タイ(「ステーキのどん」)に次ぐ3国目・5店舗目の海外出店。吉野家HDとしては海外675店舗となる。(2015.10.23)
【海外ブランド展開】
「シェイクシャック」1号店(東京・外苑いちょう並木店)オープンは11月13日。米国ニューヨーク発のハンバーガーチェーンで、サザビーリーグが日本での展開権を取得。20年まで10店舗展開目指す。(2015.10.23)
【株主】
ハウス食品が「カレーハウスCoCo壱番屋」の壱番屋を連結子会社へ。TOB実施で持株比率が現状の19.55%から最大51.0%の筆頭株主に。壱番屋創業者の宗次夫妻が個人法人にて所有の全株式を本公開買い付けに応募。夫妻は既に取締役からは退いており、経営・所有から完全に退く。ハウスは元々壱番屋の主要取引先・主要株主で海外展開も共同で行ってきた。壱番屋の東証・名証への上場は維持する。(2015.10.30)
外食上場企業総覧2022 ~コロナ禍における外食産業の業績分析~ /2021年11月発行/A4判316ページ/フードビジネス総合研究所
日本を代表する外食50チェーンの定量・定性データを収集・分析した調査年鑑/2020年9月発行/A4判130ページ/フードビジネス総合研究所