フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2011年10月

すかいらーく株式を野村がべインに譲渡、「スシロー」が韓国で出店へ、「餃子の王将」が北海道出店へ、など。

■「餃子の王将」(王将フードサービス)、北海道に初出店。12月下旬、「札幌1号店」(仮称)オープン。併せて札幌工場も開設、こちらも12月下旬に操業予定。道内30店舗以上の展開目指す。(2011.10.11)

■家族亭で代表取締役移動。9月に親会社となったエイチ・ツー・オー リテイリングから同社顧問の後藤秀明氏が代表取締役専務に就任。乾光宏社長との代表取締役2名体制となる。併せて、8月に基本合意した中野食品(製麺会社)の完全子会社化を決議。乾社長ほか3名を役員派遣する。(2011.10.11)

■ダイヤモンドダイニング、海外進出へ。米国・デラウェア州に100%子会社設立を決議。10月中の設立予定で商号はDiamond Dining Ineternational Corporationを予定。米国・アジアへの進出のため情報収集・検討を進めてきた結果、まずは米国から海外レストラン事業の展開をはかる。(2011.10.12)

■ハチバン、タイ国内の「8番らーめん」店舗を洪水で休業。同国に設置のセントラルキッチンが浸水被害で操業停止,店舗への食材供給ができないため。同社ではタイに90店舗(10月20日時点)をFC展開。他に香港・台湾・大連で展開中。(2011.10.20)

■野村ホールディングス、保有するすかいらーくの全株式譲渡につき本日正式発表。ベインキャピタル・パートナーズ・LLCが助言を行うファンドに対し。譲渡総額は約1,600億円でファンドによる日本企業買収としてはリーマン・ショック後最大。ベインは日本ではドミノ・ピザ、米国でもバーガーキング、アウトバックスステーキハウス等の外食企業に投資実績持ち、すかいらーくについては残りの普通株式も取得し議決権100%取得目指す。(2011.10.21)

■モスフードサービス、韓国初出店に向け現地合弁企業を設立。来年3月に1号店オープン予定。モスの海外店舗はアジア・オセアニアに265店舗(9月末時点)。韓国では5年で30店舗目指す。(2011.10.27)

■アサヒビールが一六堂の株式を取得。創業者・代表取締役社長の柚原洋一氏より譲受,議決権所有割合7.03%。柚原社長の議決権比率は61.1%から47.03%となり支配株主でなくなった。一六堂は居酒屋「天地旬鮮八吉」など83店舗を展開(8月末時点)。(2011.10.28)

■ゼンショーHD、「すき家」深夜複数勤務体制の確立と業績への影響を発表。今月13日に決定後順次導入、今期の人件費等コスト増は7億円だが、増員による提供スピード向上等で0.8%増収となり営業利益への影響は3億50百万を見込む。(2011.10.31)

■あきんどスシロー、韓国に出店。初の海外店舗。ソウルに「スシローコリア001チョンノ店」12月5日プレオープン。2012年内に3店舗,今後7年間で80店舗を目指す。回転寿司大手ではカッパ・クリエイトが同じく韓国で・くらコーポレーションはアメリカで展開中。(2011.10.31)

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