フードビジネス出来事・アーカイブス

外食業界の動向・ニュースの書庫

2018年11月

「いきなり！ステーキ」が全都道府県への出店達成、ワタミが新業態「から揚げの天才」出店、一六堂がMBOで上場廃止へ、など。

【経営者】
幸楽苑ホールディングス、代表取締役異動。新井田傳社長は代表権ある会長に。子息で代表取締役副社長の新井田昇氏が社長に就任。（2018.11.01）

【MBO・上場廃止】
居酒屋「八吉」等の一六堂、MBO（マネジメント・バイ・アウト：経営陣による買収）実施。柚原洋一社長の資産管理会社により株式買付。東証一部の上場廃止。（2018.11.05）

【戦略・事業ドメイン】
ラーメン「一風堂」等の力の源ホールディングス、7月に発表した俺カンパニーとの合弁会社設立（「山本のハンバーグ」事業展開）を中止。複数業態での展開を改め、「一風堂」「IPPUDO RAMEN EXPRESS」のラーメン事業に経営資源を集中させる。清宮俊之氏に任せていた国内事業会社（力の源カンパニー）の代表取締役には、ファウンダー・HD会長兼社長の河原成美氏が就く。（2018.11.08）

【新フォーマット・都心型店舗】
ロイヤルホールディングス、「ロイヤルホスト」の都心型店舗を出店。「ロイヤルホスト　銀座インズ店」(東京都中央区銀座）、11月13日。当店独自メニューを提供するほか、グループ他店に先行しプラスチック製ストローを廃止し、外国人観光客に対応し多言語対応タッチパネル式セルフオーダー端末を導入する。（2018.11.13）

【M＆A】
クリエイト・レストランツ・ホールディングス、ごまそば「遊鶴」運営会社の全株式取得、連結子会社化。北海道にてレストラン10店舗を展開する(株)はしもと（売上高約9億6千万円：18年5月期）。12月1日に取得、(株)遊鶴に商号変更予定。（2018.11.20）

【グループ再編】
ゼンショーホールディングス、レストラン事業の統括会社を新設、グループ再編。新たに完全子会社・日本レストランホールディングスを設立、ココスジャパン及びジョリーパスタの保有全株式を新会社に吸収分割により承継。新会社は両社の親会社・筆頭株主となりゼンショーHDも間接所有により依然親会社。新会社設立は12月、吸収分割実行は2月を予定。（2018.11.20）

【新業態・新ブランド】
ワタミ、新業態「から揚げの天才」出店。TVプロデューサー・テリー伊藤氏とのコラボレーション。「から揚げと玉子焼きがメイン、昼は定食・夜はちょい飲みの二毛作業態、小規模・低投資で個人オーナーのFC出店向き」が3大特徴。1号店は11月21日、東京・梅屋敷に。（2018.11.21）

【都内初出店】
リンガーハット、創業ブランド「長崎卓袱浜勝」を都内初出店。11月23日、「長崎しっぽく浜勝　銀座本店」。リンガーハットは「長崎卓袱浜勝」にて1968年に創業、同ブランドは50年を経て東京に出店した。（2018.11.23）

【海外展開】
トリドールホールディングス、シンガポールの日本式カレー業態をグループ化。同国で「モンスターカレー」12店舗を展開する企業に出資。25年までに同国内20店舗目指す。（2018.11.29）

【47都道府県出店達】
ペッパーフードサービスの「いきなり！ステーキ」が47都道府県への出店達成。11月30日、秋田県・秋田東通店にて。1号店（13年12月）から5年足らずで達成した。（2018.11.30）

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