フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2017年2月

サトレストランシステムズが「すし半」を梅の花に譲渡、「いきなり!ステーキ」がニューヨークに海外1号店、「ミスタードーナツ」が韓国から撤退、など。

【海外展開(撤退)】
ダスキン、「ミスタードーナツ」事業を韓国から撤退。現地フランチャイジー企業との契約を1月31日付で終了。韓国「ミスタードーナツ」は07年に展開開始、14年より今般契約解除した企業がFC運営してきた。(2017.02.01)

【海外展開】
「カレーハウス CoCo壱番屋」の壱番屋、イギリスに完全子会社設立、店舗展開へ。3月に法人設立予定。同社海外店舗は中国・台湾・タイ等のアジア地域と米国に合計160(1月末時点)。英国を足がかりとし、ヨーロッパでの展開を目指す。(2017.02.07)

【新業態】
王将フードサービス、持ち帰り専門業態を初出店。京都高島屋のデパ地下(地階惣菜売場)、2月8日オープン。同社の持ち帰り専門店及び百貨店惣菜売場への出店は初。(201.02.08)

【海外展開】
ペッパーフードサービス、「いきなり!ステーキ」海外初出店。米国ニューヨーク・「IKINARI STEAK EAST VILLAGE店」、2月23日。米国の100%子会社直営。国内1号店開店直後から構想、今般出店に至った。(2017.02.08)

【決算】
日本マクドナルドホールディングスが決算(平成28年12月期)。増収・赤字脱却、業績は底を打ち上向く。連結売上高は2千億円割り込んだ前年から19.6%増の2,266億46百万円、既存店売上高前年比は120.0%で5年ぶりプラス。営業・経常・当期の各損益は3期ぶり黒字に。(2017.02.09)

【決算】
すかいらーくが決算(平成28年12月期)。増収増益。売上収益は1.0%の微増で3,545億13百万円。既存店売上高前年比99.9%、店舗純増32。ブランド転換を84店舗、「リモデル」を316店舗で行った。原価率・販管費比率改善、営業利益は12.4%増え312億49百万円(売上費8.8%)。当期純利益は20.5%増の182億13百万円で「過去最高益を更新」。(2017.02.09)

【海外展開】
王将フードサービス、台湾1号店の出店場所が決定。高雄市の商業施設・漢神アリーナショッピングプラザ内、4月中旬頃出店予定。1月に現地子会社を設立し、出店場所の調査を続けていた。日本国内同様のメニューの他、同店限定メニューも導入予定。(2017.02.13)

【事業譲渡】
サトレストランシステムズ、創業ブランド「すし半」を梅の花に譲渡。両社が基本合意締結を決議。詳細は決定次第開示。「すし半」は現在13店舗。サトは低価格業態の拡充、梅の花は業容拡大が今後の成長戦略として重視、思惑が一致した模様。サトは先ず新会社設立しすし半事業を承継、その全株式を梅の花に譲渡する。株式譲渡は3月下旬から4月上旬を予定。(2017.02.14)

【販売チャネル多角化】
「丸亀製麺」等のトリドールホールディングス、食材ECサイト運営に着手。100%子会社を7月に設立、2月下旬にwebサイト「BallooMe(バルーミー)」立ち上げる。グループが構築してきた生産者とのネットワーク活用、2020年3月末までに年商100億円目指す。(2017.02.17)

【新業態・新ブランド】
高級レストラン展開のうかい、東京・大手町に新店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」をオープン。本日。ロティサリーキチンをメインにしたブラッスリー業態。同社既存店よりも客単価が低く気軽に利用できるカジュアル業態。ブランドポートフォリオの拡充図る。(2017.02.23)

【新業態・新ブランド】
ドトール・日レスホールディングス、中国で「ドトールコーヒーショップ」(DCS)展開へ。子会社・D&Nインターナショナルと中国の外食大手企業との合弁会社を香港に設立する。かねてより中国進出の機会をうかがっていた。ドトール側の出資比率は35%。設立時期は現時点で未定、詳細は決定次第開示。(2017.02.27)

【代表取締役異動】
コロワイドグループのカッパ・クリエイト、代表取締役含む取締役異動を発表。レインズインターナショナル出身の四方田代表取締役社長は取締役を退任、03年コロワイド東日本入社の大野健一取締役が昇進し同職就任。4月1日付。カッパ生え抜きで元社長の平林徹氏ほか1名も取締役を退任する。(2017.02.27)

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