フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2014年3月

ワタミが60店舗の閉鎖を発表など。

■「大阪王将」のイートアンド、上海の子会社2社への出資を解消、中国での戦略を見直す。現地パートナー企業との方向性の相違等があった。出資解消に伴う特別損失1億44百万円を計上する。(2014.03.03)

■アサヒビールがチムニーの大株主に。チムニーの前・親会社、カーライル・グループから取得、議決権割合9.1%。カーライルは昨年、やまやへ株式譲渡、チムニーの親会社はやまやとなっている(50.22%)。チムニーの大株主には麒麟麦酒がおり(5.17%、6月末時点)、主に同社製品を扱ってきた。(2014.03.04)

■居酒屋「八剣伝」等のマルシェ、代表取締役異動。創業家の谷垣雅之社長は代表権ない取締役相談役に退き、生え抜きの加藤洋嗣氏(現執行役員)が代表取締役社長に就く。取締役管理本部長の川角茂樹氏が代表取締役専務となり代表2名体制。「八剣伝三十周年期に経営トップの若返り図る」として。(2014.03.10)

■ペッパーフードサービス、「ペッパーランチ」での券売機を廃止、レジ会計に。4月の消費増税に合わせ、ほぼ全店移行。メニューバリエーション多様化に対応、従業員によるサービス重視として。(2014.03.10)

■吉野家が値上げ。牛丼(並)280円が300円など主要商品10円~20円。消費増税・原材料高騰・円安による。4月1日より。(2014.03.11)

■日本マクドナルドHDの原田泳幸会長、教育事業のベネッセHDの代表取締役(会長兼社長)に就任。昨年6月、同社の社外取締役に就いていた。ベネッセの福島代表取締役社長は代表権ある副会長となる。原田氏は4月1日より取締役として業務に当り、6月の株主総会経て正式就任する。(2014.03.27)

■ワタミ、60店舗の閉鎖を発表。2014年度中。労働環境改善の一環として。閉鎖により770名の従業員を近隣の他店舗に割り振る。一店舗あたり社員数は1.66人から1.83人となる見込み(目標2人)。併せて、引き続き営業時間の見直しを行い、総労働時間短縮を図る。(2014.03.27)

■小僧寿し、シカゴピザと業務提携。「小僧寿し」「茶月」直営店舗にて、「シカゴピザ」「どんぶり名人」のプロデュース商品を販売する「3業態複合テイクアウト店舗」を展開していく。5月に2店舗が営業開始、年内20店舗以上目指す。(2014.03.28)

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