フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2005年7月

ロイヤルホールディングスが発足、「天丼てんや」のテンコーポレーションの株式取得など。

■ロイヤルの持株会社体制がスタート。新商号は、ロイヤルホールディングス株式会社。(2005.07.01)

■ヴィア・ホールディングス(横川紀夫社長)、「魚や一丁」の株式会社ウィルコーポレーションの株式を100%取得し子会社化。ヴィアグループの外食事業子会社は4社に。(2005.07.01)

■吉野家の6月既存店売上高が109.6%と、2年7ヶ月ぶりに前年を上回る。主因は客単価増(108.8)で、客数も0.7%向上。新店含む全店ベース売上で112.3%。(2005.07.04)

■マクドナルドの「客数増・客単価減」傾向がより顕著に。6月既存店実績(前年比)は、客数が20%増加、客単価は17%減少。(売上高は99.6%)。(2005.07.11)

■モスフードサービス、NECインフロンティアとの共同開発で食の安全に対応した新POSシステム導入。商品ごとに、アレルギーやカロリー情報等をレシート用ペーパーに印字し提供。外食の原産地表示ガイドラインにも対応可能。(2005.07.11)

■サイゼリヤがファストフード業態に進出。ハンバーガー、サンドウィッチを主体とした「イート・ラン」、2005年8月に東京・北区内で営業開始。(2005.07.12)

■ヴィア・ホールディングスの事業子会社フードリーム、有楽町に「アメリカン居酒屋ビバリー」をオープン。ロゴやアーリーアメリカン調の内装は、すかいらーくが80年代に展開した「イエスタディ」を模したもの。同グループ代表はすかいらーく創始者・横川四兄弟の四男紀夫氏で、幹部も同社出身者で占められる。(2005.07.21)

■タスコシステムの株主構成・経営陣に異動、ビジネスの主軸は飲食事業からフランチャイズ事業へ。フランチャイズ・インキュベーション株式会社(FCI)が組成する投資組合が41.41%の筆頭株主に。経営陣も刷新、創始者の高田貴富氏は「FCIに当社を託する」として退任、10.18%の株を保有し各種助言を行う。(2005.07.29)

■日本フードサービス協会、2005年上期の外食産業市場動向(売上前期比)を公表。既存店ベース売上は98.4%(客数99.2/客単価99.2)と前年割れ。業態別ではFF洋風の客数増(106.4)・客単価減(95.4)が目立つ。新店含む全店ベース売上は客数増により101.6%。(2005.07.26)

■ロイヤルHD、「てんや」のテンコーポレーションの株式33.29%を取得。取得先の丸紅と連携しテンコーポレーションの事業発展に相互協力。(2005.07.30)

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