
本レポートは、我が国を代表する外食チェーン50につき、業績、出店状況、メニュー・価格等の定量・定性データを収集し、それらを個別に、さらに業態別に、整理・加工・分析しました。それにより、我が国外食産業の現状・動向を客観的に把握することを目的としています。
【1.外食50チェーン・個別データ分析】
日本を代表する外食チェーン(国内100店舗以上を目安)から、業態バランス等を考慮し50を抽出。売上高、店舗数、展開エリア、メニュー・価格等のデータを収集し、加工・分析。図表化・見える化し、コメント。1チェーン・見開き2ページに整理しました。
【2.外食50チェーン・業態別データ分析】
50チェーンを8業態にグルーピングし、グループ別に比較・分析。業績、メニュー・価格について、チェーンごとのポジショニングや特徴を浮き彫りにしました。
【3.外食50チェーン・価格変化調査】
50チェーン全体としての、1年間でのメニュー平均価格の変化を調査(’15’16冬メニューと、’14’15冬メニューとを比較)。さらに、50チェーンの全てにつき、価格変化総括表を掲載。
『日本の外食チェーン50 (2016年版)』 2016年7月9日発行 定価(本体17,000円+税)
書籍コード ISBN978-4-9908008-3-3 A4判/168ページ(編集・発行人)有限会社フードビジネス総合研究所
《在庫あり》
外食50チェーンそれぞれにつき見開き2ページで、以下の調査結果を掲載。
・「1号店・いつどこに」(年月・場所)
・「企業の基本的プロフィール」(事業会社又は持株会社の本店所在地・代表者・資本金)
・「店舗数と展開都道府県マップ」・「地方別店舗数割合グラフ」(平成28年1月時点)
・「直近3期の業績:店舗売上高(開示ない場合、事業部門売上高もしくは企業売上高)・既存店売上高前年比(データ非開示チェーン除く)・店舗数、店舗当り年間売上高(推計可能な場合のみ)」
・「メニュー・価格分析:メニューミックス」(カテゴリー別アイテム数と平均価格)
・「メインカテゴリーのトータルアイテム数と平均価格・プライスレンジ(最安値~最高値)、価格帯分布」(メニュー・価格分析はグランドメニューを対象、原則としてフードメニューのみ・喫茶業態のみドリンク・フードの両方を対象。サイドメニューやセットメニュー等を除く単品価格)
業績・企業データは、原則として平成27年4月~同28年3月における本決算を直近年度としています。(業績については「店舗売上高」、次いで「事業部門売上高」の掲載・分析を優先させています。そのため、調査時点でこれらの上記期間におけるデータが未開示である8チェーン(※)については、平成27年2月期・3月期を直近データとしています。(※)大阪王将、カプリチョーザ、杵屋、コメダ珈琲店、サガミ、ドトールコーヒーショップ、八剣伝、浜勝。)
展開都道府県・店舗数データは、平成28年1月(月初)時点のものです。
メニューデータは、平成27年12月(初旬)時点のものです。価格は税込ベースです(「税抜き価格+消費税」として表示のチェーンについては税抜価格に1.08を乗じ端数は切り捨てました)。公平性の観点から一律、各チェーンHPに掲載のメニューを対象としました(地域別メニューの場合は原則として東日本のメニューを採用し、地域別価格等により価格の記載がない場合等は東京都又は神奈川県の特定店舗メニューを目視により調査しました)。
「メニュー・価格分析」は原則として、ページ上の「メニューミックス」は全体のメニュー構成を表し、ページ中ほどから下の「プライス×アイテム数」は原則として「メイン料理」等にカテゴリーをフォーカスして分析しています。
・画像をクリックすると、jpeg形式のサンプルページをご覧いただけます。
・これらには「ぼかし」等の加工を施してあり、実物のページそのままではありません。
【収録チェーン一覧】(五十音順)
あみやき亭/安楽亭/エクセルシオールカフェ/大阪王将/大戸屋ごはん処/ガスト/かっぱ寿司/かつや/カプリチョーザ/杵屋/牛角/餃子の王将/幸楽苑/CoCo壱番屋/ココス/コメダ珈琲店/サイゼリヤ/サガミ/サンマルクカフェ/ジョイフル/庄や/ジョナサン/ジョリーパスタ/すき家/スシロー/タリーズコーヒー/デニーズ/ドトールコーヒーショップ/鳥貴族/日本海庄や/八剣伝/はなの舞/はなまるうどん/浜勝/はま寿司/日高屋/ペッパーランチ/松屋/丸亀製麺/丸源ラーメン/無添くら寿司/焼肉きんぐ/やよい軒/洋麺屋五右衛門/吉野家/ラーメン山岡家/ロイヤルホスト/和食さと/和民/わたみん家
(注))「マクドナルド」、「モスバーガー」、「ケンタッキーフライドチキン」、「ミスタードーナツ」、「ロッテリア」等の「FF洋風(ハンバーガー、フライドチキン等)」チェーンは掲載しておりません。2015年版に掲載していた「木曽路」、「坐・和民」、「スターバックスコーヒー」、「リンガーハット」は掲載しておりません。2016年版より新たに「ガスト」、「牛角」、「ジョナサン」、「はま寿司」を調査対象とし、掲載しています。
・外食50チェーンを8つの業態グループに分類し、グループ別に分析実施。類似チェーン内における、各チェーンの業績や戦略につき、ポジション・特徴を明確化。
・分析項目
(1)店舗数×店舗数伸び率 マトリクス分析
(2)店舗数伸び率×既存店売上高伸び率 マトリクス分析
(3)商品数×平均価格 マトリクス分析
(4)平均価格上昇率 分析
なお業態の性格を考慮し、「FF回転寿司」及び「FR焼肉・焼肉居酒屋」のみ、(3)について前者は「商品数×価格 分析」、後者は「食べ放題コース 商品数×価格 比較」としており、どちらの業態も(4)はありません。また、「喫茶」については、(3)はドリンクメニュー、(4)はフードメニューを対象としています。)
いずれも、第1章の個別データ分析で使用したデータをソースとし加工・分析しました。業績データについては、平成27年1月~同年12月における本決算を直近年度としています。
・画像をクリックすると、jpeg形式のサンプルページをご覧いただけます。
・これらには「ぼかし」等の加工を施してあり、実物のページそのままではありません。
・業態分類
1. FR(ファミリーレストラン)洋風 10チェーン (ガスト、サイゼリヤ、ジョイフル、ココス、デニーズ、ジョナサン、ロイヤルホスト、ジョリーパスタ、洋麺屋五右衛門、カプリチョーザ)
2. 居酒屋 7チェーン(鳥貴族、八剣伝、庄や、はなの舞、わたみん家、和民、日本海庄や)
3. FF(ファストフード)和風 等 10チェーン(すき家、CoCo壱番屋、吉野家、松屋、餃子の王将、大阪王将、大戸屋ごはん処、かつや、やよい軒、ペッパーランチ)
4. FF(ファストフード)・FR(ファミリーレストラン)麺類 6チェーン(丸亀製麺、幸楽苑、日高屋、はなまるうどん、ラーメン山岡家、丸源ラーメン)
5. 喫茶 5チェーン(ドトールコーヒーショップ、コメダ珈琲店、タリーズコーヒー、サンマルクカフェ、エクセルシオールカフェ)
6. FF(ファストフード)回転寿司 4チェーン(はま寿司、スシロー、無添くら寿司、かっぱ寿司)
7. FR(ファミリーレストラン)和風 4チェーン和食さと、杵屋、サガミ、浜勝)
8. FR(ファミリーレストラン)焼肉・焼肉居酒屋 4チェーン(牛角、安楽亭、焼肉きんぐ、あみやき亭)
・第1章でチェーン別、第2章で業態別にみたメニュー価格(フード平均)につき、50チェーン全体としての1年間での変化を調査しました(「’15年・’16年 冬メニュー」につき、同「’14年・’15年」と比較)。
・「1年前と比べた上昇・不変・低下チェーン数の割合」及び「5%刻みでのチェーン数割合」についての図表とコメントを掲載。さらに、「外食50チェーン 商品価格変化調査 総括表」(チェーンごとの、 「’15年・’16年冬」及び「’14年・’15年冬」におけるメイン料理平均価格、前者・後者の差額と変動率)を一覧表にまとめて掲載しています。
・画像をクリックすると、jpeg形式のサンプルページをご覧いただけます。
・これらには「ぼかし」等の加工を施してあり、実物のページそのままではありません。
『日本の外食チェーン50 (2016年版)』 2016年7月9日発行 定価(本体17,000円+税)
書籍コード ISBN978-4-9908008-3-3 A4判/168ページ(編集・発行人)有限会社フードビジネス総合研究所
《在庫あり》
外食上場企業総覧2022 ~コロナ禍における外食産業の業績分析~ /2021年11月発行/A4判316ページ/フードビジネス総合研究所
日本を代表する外食50チェーンの定量・定性データを収集・分析した調査年鑑/2020年9月発行/A4判130ページ/フードビジネス総合研究所