
【決算】
日本マクドナルドHDが決算発表(2014年12月期)、大幅減収減益。システムワイドセールス△11.5%・既存店売上△11.2%、連結売上は△14.6%の2,223億19百万円。損益は営業段階から赤字で当期純損失218億円。最終赤字は03年12月期以来11期ぶり。15年12月期予想は異物混入問題の影響により合理的算定困難・未定とした。(2015.02.05)
【月次売上】
日本マクドナルドHD、2015年1月の既存店売上(前年同月比)は△38.6%の61.4%と大幅減。全店売上も同値。年初の異物混入問題が影響、客数が△28.5%、客単価も△14.1%と大きく落ち込む。(2015.02.05)
【決算】
すかいらーく、決算発表(2014年12月期)。売上収益2.3%増の3,400億円、当期利益33.6%増の94億、IFRS・国際会計基準。都市部駅前を中心に新規出店44、閉店は36で、店舗純増8、期末総店舗数3,014。ブランド転換を26店舗・リモデルを332店舗で実施。デリバリーの伸長、客単価アップがあり、既存店売上は+1.9%。(2015.02.12)
【M&A、アライアンス】
流通大手エイチ・ツー・オー リテイリング、梅の花を子会社化へ。両社は12年に資本・業務提携、エイチ・ツー・オーは梅の花の株式5%を所有しているが、本日、両社で子会社化の検討開始につき基本合意した。今後、子会社化のスキーム等詳細につき検討を進めていく。エイチ・ツー・オーによる大手外食企業の子会社化は11年の家族亭に次ぎ2社目となる。(2015.02.13)
【新規上場】
「ガンボ&オイスターバー」等展開のヒューマンウェブがマザーズに、「Kawara CAFE & DINING」等展開のエスエルディーがJASDAQに、それぞれ株式上場。いずれも3月19日付。(2015.02.16)
【子会社新設】
サンマルクHD、実験業態として展開してきた「神戸元町ドリア」と「倉式珈琲店」を会社分割で新設する完全子会社2社・(株)サンマルクグリルと(株)倉式珈琲にそれぞれ継承、「本格的展開業態」として位置付ける。現在、「神戸元町ドリア」は29店舗、「倉式珈琲店」は16店舗を展開中。サンマルクHDの事業子会社は8社となる。(2015.02.16)
【経営者】
日本マクドナルドHDの原田泳幸会長が取締役を退任。事業会社(日本マクドナルド)の取締役会長も退任し、マクドナルドの経営から身を引く。04年からHD及び事業会社の代表取締役を務め、14年に代表権ない会長となっていた。(2015.02.20)
【海外出店】
壱番屋、CoCo壱番屋マレーシア1号店オープン。タイで同チェーンを合弁展開するパートナーがFC出店。5月までに2号店、以降の出店は状況により検討。壱番屋の海外店舗は中国、台湾等9国(エリア)に139店舗展開中。(2015.02.26)
【経営体制】
すかいらーくが持株会社体制へ。本日開催の取締役会で移行への検討開始を決議。2015年中を目途。同グループではかつて03年にすかいらーくHD設立を決議したが実現しなかった。(2015.02.26)
【海外ブランド展開】
アスラポート・ダイニング、米大手ファストフード「タコベル」(メキシカン)を日本で展開へ。米国タコベル社(ヤム・ブランズインク子会社)と本日FC契約。世界6,000店舗を展開するタコベルは日本を国外展開の重点地域のひとつに位置付けていた。アスラポートは居酒屋以外の業態の獲得に注力していた。(2015.02.26)
外食上場企業総覧2022 ~コロナ禍における外食産業の業績分析~ /2021年11月発行/A4判316ページ/フードビジネス総合研究所
日本を代表する外食50チェーンの定量・定性データを収集・分析した調査年鑑/2020年9月発行/A4判130ページ/フードビジネス総合研究所