フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2016年9月

王将フードサービスが台湾、安楽亭はベトナムに子会社設立へ。コロワイド・レインズインターナショナルは「牛角」FCを中東で展開へ、など。

【農業進出】
トリドール、農業法人を設立。兵庫県加古郡に15ヘクタールの耕地借り受け、7月に農業法人いなみ野ファームを設立した。野菜の安定供給のほか、障がい者の雇用創出も目的。10月より本格稼働。(2016.09.01)

【新業態・新ブランド】
ジョイフル、定食業態を出店。「定食全品税込500円」の「ごはん処 喜楽や」、9月16日、大分市内に1号店、年内に5店舗をオープン予定。主軸であるFR(ファミリーレストラン)洋風業態の「ジョイフル」に次ぐ第2の柱として多店舗展開すべく、同ブランド展開の新会社設立を検討していく。(2016.09.12)

【海外展開】
王将フードサービスが台湾へ進出。年度中(3月末まで)に子会社設立し店舗展開。本日の同社取締役会で決議、発表。同社では05年より中国にて直営展開してきたが15年3月期に店舗閉鎖、撤退しており、海外再進出となる。(2016.09.12)

【海外展開】
安楽亭、ベトナム進出へ。焼肉店運営のための現地子会社・安楽亭ベトナムを設立する。11月に法人設立し17年度中に事業開始予定。安楽亭はかつて08年に香港の現地企業と香港・マカオエリアでのFC契約を締結したが出店に至らなかった。今回、実現すれば初の海外展開となる。(2016.09.16)

【海外展開】
WDI、中国・成都の子会社を売却。12年に設立し成都を中心にレストラン経営してきた「味都特(成都)餐飲管理有限公司」の全株式を現地企業に譲渡する。中国経済の減速等もあり業績振るわず。12月に譲渡予定で、譲渡価格は非開示。(2016.09.20)

【海外展開】
壱番屋、親会社・ハウス食品グループ本社の中国・台湾法人4社を子会社化。グループ化を機に役割分担見直し、壱番屋が直接マネジメントする方式とする。将来はこれら地域でのフランチャイズによる展開目指す。4社計の店舗数は79店舗(8月末時点)。壱番屋の海外店舗は中国・台湾のほか韓国・タイ・米国等、162店舗(2016年5月期決算時点)。(2016.09.26)

【海外展開】
コロワイドグループのレインズインターナショナル、「牛角」を中東エリアで展開へ。UAE・サウジアラビア王国でのマスターフランチャイズ契約を、現地企業シファー・ニッポン社と締結した。同エリアで今後5年で6店舗の「牛角」出店を予定。(2016.09.27)

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