フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2012年2月

平成23年12月期決算発表、すかいらーくが最終赤字を脱却、日本マクドナルドホールディングスは過去最高利益更新など。

■「玄品ふぐ」の関門海で筆頭株主・役員異動。創業者一族のファンドに新株割り当て、同ファンドが筆頭株主に。債務超過解消・上場維持,経営基盤安定化を目的。これまでの多角化路線改め、「玄品ふぐ」事業へ原点回帰していく。11月に会長兼社長を退いた谷間相談役は取締役を退任する。(2012.02.06)

■日本マクドナルドHDが決算発表(H23.12月期)。前期に実施した戦略的店舗閉鎖とFC化で、連結売上高は6.6%減の3,023億39百万円、3期連続減収。全店売上高もマイナスに転じ1.4%減の5,350億88百万円。一方、連結営業利益・経常利益・当期純利益は全てプラスで上場以来最高値を更新したほか、既存店売上高も8期連続プラスとした。期末店舗数は純減4の3,298店。(2012.02.09)

■「丸亀製麺」のトリドール、ロシア進出へ。2月1日付、モスクワに現地法人(100%子会社)設立。1号店を8月オープン予定。5年で100店目指す。(2012.02.10)

■小僧寿し、親会社・すかいらーくとの資本業務提携を解消、グループから脱却。すかいらーくは保有全株式をイコール・パートナーズに売却する。2005年9月に提携契約を締結、06年5月に子会社となったが期待したシナジーが発揮されなかった。(2012.02.14)

■すかいらーくが決算発表(H23年12月期・単独ベース)。売上高は前期比1%増の2,445億27百万円で僅かながら増収に転じる。当期損益は26億23百万円の黒字で最終赤字から脱却。(2012.02.14)

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