フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2008年7月

「食材再使用」が発覚のチェーンで社内調査・処分が行われる、など。

■クリエイト・レストランツ、「しゃぶ菜」店舗でしゃぶしゃぶ肉の再使用が発覚した件で中間報告。同業態全従業員486名に調査実施。過去1年間に食材再使用したのは4店舗で、現時点で再使用している店舗は存在しない。今後、同社運営全371店舗で品質管理につき調査し最終報告とりまとめる。(2008.07.01)

■「CoCo壱番屋」の壱番屋が新業態出店。健康志向のお粥専門店「粥茶寮Kassai」(客単価800円)。一号店は栄ガスビル店(名古屋市)、21坪30席、7月7日オープン。同社は中期経営計画にて平成23年まで3年間で3つの新業態開発を目標に掲げる。(2008.07.04)

■クリエイト・レストランツ、食材の再使用に関する最終報告。同社運営全店舗・全従業員に調査実施。先に発表の4店舗に加え新たに1店舗で発覚。「そば匠十兵衛」イオンモール水戸内原店にて、漬物の小皿を再使用、現時点で再使用している店舗はなしとして。役員減給など社内処分実施。(2008.07.07)

■モスフードサービスとダスキン、共同開発商品第一弾発売。モスバーガーで「ホットチキンバーガー」を、ミスタードーナツで「ホットキチンパイ」を。共に、今夏の期間限定商品。先に資本・業務提携した両社は、「MOSDO(モスド)」をコラボレーションテーマとして施策展開していく。(2008.07.16)

■吉野家HD、どんの株式公開買付開始、34.85%の持分法適用関連会社から、過半数保有し連結子会社へ。どんの大証二部への上場は維持する。(2008.07.18)

■日本フードサービス協会、6月の外食産業市場動向(前年同月比)発表。既存店ベース:客数が97.0%と低迷、売上97.3%と3か月連続前年割れ。前年上回ったのはFF(100.9)のみで、その他業態は前年割れで、FF、パブ居酒屋、DRは客数減により93~94%台と落ち込む。新店含む全店ベースも、これら3業態の低迷により、本年4月に続き前年を割る(99.2)。(2008.07.25)

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