フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2008年11月

ロイヤルホストが低価格帯商品を拡充、ワタミがサントリーと関係強化、債務超過のタスコシステムが上場廃止へ、など。

■ワタミ、サントリーとの関係強化。グループ内での取扱拡大するほか、資本関係も強化(サントリーのワタミ株保有5%から8%へ)。ワタミは本年3月、アサヒビールとの関係を強化していた。(2008.11.11)

■あきんどスシロー、非上場へ。エーエスホールディングスによるTOBが10日成立。筆頭株主はゼンショーでなくなり、エーエスを存続会社とする合併後、上場廃止が見込まれる。(2008.11.11)

■ロイヤルホスト、600-700円台の低価格帯商品を拡充。同社で実施した消費者調査の結果等受け。一皿で少しずつオーダーして楽しめる少量多品種のメニューや、美容健康のようなテーマのあるメニューも好評として引き続き販売。(2008.11.11)

■「高田屋」のタスコシステム、上場廃止が決定。20年12月期中間決算で再び債務超過に陥り、ジャスダック上場基準である時価総額5億円を下回り、監査報告書において意見表明がなされず。12月15日付。(2008.11.15)

■日本フードサービス協会、10月の外食産業市場動向発表。既存店ベース:売上99.4と2カ月連続前年割れ。ファストフードが客数・客単価ともプラスで101.9と堅調。喫茶(100.5)とパブ居酒屋(100.0)は客単価プラスで100%を超えた。FR(96.2)、DR(95.0)のレストランカテゴリーは前年割れ続く。全店ベース:売上101.3%、店舗数100.0%。(2008.11.25)

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