フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2006年4月

2005年(平成17年)の外食産業市場規模は8年連続減少の24兆円など。

■すかいらーく、小僧寿しを連結子会社化。株式公開買付で持株比率が30.04%から65.61%に増加。グループ1兆円構想達成に向け、中食大手をグループに取り込む。(2006.04.03)

■リンガーハット、持株会社体制へ移行。持株会社の商号は株式会社リンガーハット。「長崎ちゃんぽんリンガーハット」の運営子会社「リンガーハットジャパン株式会社」ほか2社を新設分割。9月1日から。(2006.04.05)

■吉野家が決算発表(18年2月期)。連結売上122,386百万(前年比3.8%増)・経常利益2,181百万の増収増益。営業・経常損益とも黒字に回復。2期前と比べると売上は86.8%、経常利益は17.5%。(2006.04.07)

■クリエイト・レストランツが上場後初の決算発表(18年2月期)。「マルチブランド・マルチロケーション戦略」推進、売上高267億円(前期比53.7%増)、経常利益20億円(前年比55.6%増)。(2006.04.15)

■マクドナルド、「今後の成長戦略について」発表。100円マックに加え戦略商品「サラダマック」等投入、包括的メニュー強化による客単価アップを図る。ほか、24時間営業に向けた深夜営業拡大、フランチャイズの積極的拡大による売上向上、不振店における新規事業の企画などを掲げた。(2006.04.20)

■日本フードサービス協会、2005年度(05年4月~06年3月)の外食産業市場動向(前年比)発表。既存店ベース売上高は99.4%。FF洋風における価格政策の影響もあり客数が微増(101.6%)、客単価が下落(97.8%)。業態別売上ではDRが好調(103.9%)。新店含む全店ベース売上は102.3%。(2006.04.27)

■日本フードサービス協会、3月の外食産業市場動向(前年同月比)発表。既存店ベース売上高は客数の微増により101.1%と3ヶ月ぶりに前年上回る。業態別には「持帰り米飯/回転寿司」(96.6%)「焼肉」(92.3%)「パブ・ビアホール」(99.5%)以外は100%超。新店含む全店ベースでは全体で103.9%。(2006.04.27)

■ロッテリアが新コンセプト店展開。「ストレートバーガー」をコンセプトにメニューやインテリアを刷新。池袋東口に改装1号店、順次全店に。(2006.04.27)

■2005年の外食産業市場規模、前年比0.8%減の24兆2,781億円で8年連続減少。外食産業総合調査研究センターが発表。食堂・レストランなどの「飲食店」は0.1%の微減、「喫茶店・居酒屋等」は1.7%減少。いわゆる中食(料理品小売業)は2.9%増の6兆1,056億円に。(2006.04.29)

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