フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2005年3月

ワタミが介護事業に進出、「外食もやっている企業グループ」目指す、ロイヤルホストが1,000円以下の低価格メニューの数を8割に増やす、など。

■ロイヤルホストがメニュー改訂。1,000円以下のメニュー比率を60%から80%へ増やすなど 高単価イメージを払拭、来客数増加(前年対比3.5ポイント改善の98.5%)を目指す。(2005.03.02)

■ドトールコーヒーの社長が交代。専務の鳥羽豊氏(昭和39年生)が代表取締役社長に。創業者・鳥羽博道氏は代表取締役会長へ。7月1日付け。(2005.03.09)

■モスフード、ファストカジュアル業態「緑モス」専用商品として売価1,000円の「ニッポンのバーガー匠十段」投入。金山寺味噌、北海道道南産バラ肉のベーコンなど食材にこだわるほか、卵の農場名と製造責任者を明記したカードを購入者に配付する。(2005.03.15)

■農水省、外食産業における原産地表等のガイドラインの検討を開始。学識経験者、消費者、外食事業者等により今月23日に第一回検討会開催。(2005.03.16)

■ワタミフードサービス、台湾に居食屋「和民」を出店。現地有力企業と合弁会社設立、6割を出資。本年11月に台北地区に一号店、中期計画では和民業態を10店舗以上展開予定。(2005.03.23)

■スターバックスコーヒージャパン(SBCJ)とTSUTAYA、Book&Cafeをコンセプトにした店舗展開に合意。TSUTAYAの直営店運営子会社がSBCJとライセンシー契約締結、「スターバックスコーヒーTSUTAYA TOKYO ROPPONGI店」を皮切りに書籍とコーヒーが融合した業態を展開。(2005.03.24)

■日本フードサービス協会、2月の外食市場動向(売上高前年比)発表。比較対象の昨年2月が閏年で、既存店ベースで94.1%、全店ベースでも97.3%と前年割れ。既存店業態別で前年を上回ったのはFR・焼肉(107.1%)のみ。(2005.03.25)

■ワタミフードサービス、介護会社「アールの介護」(神奈川)の全株式を取得、介護事業に乗り出す。介護・農業・教育事業の展開により、「外食の会社」から「外食もやっている企業グループ」を目指すとし、4月1日には「ワタミ株式会社」へ商号変更。(2005.03.29)

2005年2月 ← 2005年3月 → 2005年4月