フードビジネス出来事・アーカイブス

「外食産業の動向・ニュースの書庫」

2008年4月

「すき家」が1,000店舗達成、セブン&アイ・FS、「デニーズ」等不採算140店舗閉鎖を発表など。

■セブン&アイHDが3ヶ年中期計画発表。不振のセブン&アイフードシステムズで「デニーズ」等の不採算店舗を3年で140店舗閉鎖する。初年度(09/02期)は、レストラン(デニーズ等)を65店舗減らす一方、コントラクトフードやファストフードでは出店増(計25店舗増)を見込む。(2008.04.10)

■「和食さと」のサトレストランシステムズ、買収防衛策に関するプランを策定。議決権割合20%超の大規模買付行為や買収提案について、事前の情報提供を求め、取締役会や独立委員会による評価・検討を行い、対抗措置を発動する。6月の株主総会で承認後、採用。(2008.04.11)

■吉野家HD、買収防衛プラン策定。保有割合20%以上となる大量買付に際し、意向表明書・必要情報の提出を求め、取締役会、独立委員会により検討、一定の場合対抗措置発動。5月29日の株主総会後、正式導入。(208.04.15)

■吉野家HDが決算(09/02期)。連結売上は14.9%増の1,557億円・経常利益は74.8%増の73億と増収増益。牛丼関連事業(吉野家)売上が1,010億と18.0%増加した。中期4ヶ年計画「The Next Stage 2010」最終年度・平成22年度の売上2,100億円を目指す。(2008.04.15)

■ドトール・日レスHDが初の決算(09/02期)。売上高1,013億、経常利益104億。併せて中期経営計画発表、2011年度に売上1,221億円を目標。「外食業界における日本一のエクセレント・リーディングカンパニー」確立を目指す。(2008.04.15)

■ゼンショーの「すき家」が1,000店舗達成。直営牛丼チェーンとしては初。4月17日開店の藤沢長後店(神奈川県)で。一号店は1982年(昭和57年)、横浜生麦駅前店。(2008.04.17)

■「今後、最も支出を減らしたい」のは「外食」。日本経済新聞社が消費者1000人に実施した「値上げと家計に関する調査」。今後の支出DI値がマイナス53と、全31項目中最も高かった。(2008.04.23)

■日本フードサービス協会、3月の外食産業市場動向(前年同月比)発表。既存店ベース:売上100.8%(客数99.4、客単価101.5)と2ヶ月連続で前年上回る。業態別ではFFが102.1と好調を維持。FRも100.2と昨年9月以来の前年超え。DR(101.1)と喫茶(101.9)も2ヶ月連続100%を上回った。パブ居酒屋は97.1と再び前年割れへ。新店含む全店ベース:103.1%。(2008.04.24)

■吉野家、牛丼の安全性について発表。特定危険部位を含む牛肉が店頭に出荷される可能性はゼロとして。同社工場で23日、米国から輸入された牛肉の中に特定危険部位である背骨を含む肉が発見されたのを受けて。(2008.04.25)

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