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フードビジネスの業界動向を、経営戦略・マーケティングの見地から研究。フードビジネス業界にシンクタンク的アプローチをはかるサイトです。 |
外食産業・フードビジネスに関する様々なニュース・できごとに対する、考察・私見。 ・・・これらはあくまで、「ひとつの見解」に過ぎません。 |
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![]() ■11月21日付の日経MJ・フードビジネス欄に、「王将フード、逆風下の快走」として、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの好調な業績や、その秘訣についての記事が掲載された。 既存店売上高が15ヵ月連続でプラス、連結業績は6期連続増収増益。同紙ではその秘訣として、「メニュー決定等で店舗に裁量権を持たせ、調理については中国人調理師が指導、店長に対する接客研修実施」を挙げている(詳細は、同日付の日経MJをご参照いただきたい)。 今回このように、たまたま王将についてのニュースがあったので、王将自体について、また、そこから派生して考えることを述べたい。 ■私が日常で、最もよく利用する外食店舗は、実は「餃子の王将」(神奈川県内某店)である。 ■なお、MJの記事でも指摘されていたように、王将スタイルでは、抜群のバリューを実現しうる反面、「店舗間での商品・サービスのばらつき」は、懸念されるところではある
(MJでは、商品のばらつきがでる懸念について、同社では中国人調理師が指導にあたっているとの報道)。 ■上述のように、500店舗を超えるチェーンでありながら、チェーン店らしからぬ、店舗ごとの差異みたいなものが、チェーンストア理論には反しながらも、そこがまた微妙な「王将の魅力」を形成しているようである。 |
【フードビジネス総研の経営資料・調査研究レポート】 |
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