■ドトール・日レスHD、本格的海外展開へ。グループ海外事業統括する100%子会社を本日付設立。商号はD&Nインターナショナル株式会社。本店をHDと同じ渋谷区に置き代表はHDの星野正則社長が兼務。同グループでは、シンガポール・中国(上海)に子会社設立し日本レストランシステムの「洋麺屋五右衛門」等を出店したほか、かねてよりドトールコーヒーが台湾でFC事業を展開している。(2011.08.03)
■大戸屋HD、中国本土(上海)・ベトナムに進出。ともに、現地企業と設立する合弁会社が「大戸屋ごはん処」のFC展開していく。8月中下旬に出資、中国は11月下旬・ベトナムは12月中に1号店出店予定。大戸屋HDの海外店は3月末時点で46店舗(タイ・台湾・香港・インドネシア・シンガポール)で、先日、米国(ニューヨーク)に現地法人設立・出店を発表した。(2011.08.05)
■家族亭、流通大手エイチ・ツー・オー・リテイリング傘下に。H2Oは家族亭株式の公開買付により、親会社CCF3の保有全株式(議決権比率57.38%)を取得。H2Oは「関西ドミナントエリア構築」の一環として外食事業を拡充。公開買付数に上限設ておらず、結果次第で家族亭は上場廃止の可能性もあり。(2011.08.11)
■「忍家」等居酒屋経営のホリイフードサービス、ジー・テイストから「益益」事業を譲受け。ホリイでは1983年に村さ来本社にFC加盟、「益益」を現在16店展開。村さ来本社(フードインクルーヴ)は10年7月にジー・テイストが吸収合併していた。ホリイは「益益」のFCジーからザーとなるが同ブランドは現在ホリイが運営の16店舗のみで、今後ザーとしての展開可能性はあるも即時的営業収入増加はないとしている。(2011.08.19)
■「焼肉きんぐ」等多業態の物語コーポレーション、上海現地法人設立へ。海外事業の統括会社として先月設立した香港現地法人の100%子会社で、中国本土での店舗展開進める。本年11月の設立を予定。(2011.08.23)
■フジオフードシステム、うどん専門店「浪花麺之庄つるまる」のアメリカFC展開へ。カリフォルニア州の現地企業と「つるまる」の米国でのFC展開を目的とした契約の検討に基本合意。現在フジオフードの海外店舗数は中国(上海)に2店舗・ハワイに1店舗。今回の契約を機に今後の米国におけるうどん業態の展開を狙う。(2011.08.29)
■トリドールの「丸亀製麺」が国内500店舗を達成。8月31日オープンの別府店(大分県)・鴨島店(徳島県)で。同ブランドは2000年11月の1号店以降閉店がなく、11年で500店舗達成(2000年以降より展開のブランドでは最速)。数年後の1,000店舗体制目指す。(2011.08.30)
■ラーメンの幸楽苑が海外進出。タイでの合弁会社設立を決議。1号店は来年(2012年)3月開業予定のSC内に出店予定。合弁会社への幸楽苑の出資比率は49.0%で現地日系企業2社との合弁となる。(2011.08.30)
外食上場企業総覧2022 ~コロナ禍における外食産業の業績分析~ /2021年11月発行/A4判316ページ/フードビジネス総合研究所
日本を代表する外食50チェーンの定量・定性データを収集・分析した調査年鑑/2020年9月発行/A4判130ページ/フードビジネス総合研究所