| 2010年6月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
モスバーガー(モスフードサービス)が、116.8%を記録した。同社の同数値がプラスとなったのは昨年10月以来、2ケタ増となったのは昨年5月以来のことである。TV番組とコラボレーションの新商品がインパクト大で客数増に寄与。
すき家(ゼンショー)は、牛丼値下げのインパクトが継続、客数131.3%で、売上は118.7%となった。なお、すき家では、カレーの商品刷新・50円の値上げを実施(7月)。価格競争を行うロスリーダーとそれ以外の商品とに、メリハリをつけている。
スターバックスコーヒー(スターバックスコーヒージャパン)が復調。客数は5ヵ月連続、売上は3ヵ月連続の前年越えとなった。
既存店売上が前年同月を上回ったのは、これら3ブランドのみで、その他11ブランド(社)は前年割れとなった。
サイゼリヤは、前年同月においてTV放映効果が強かったことがあり、90.9%となった。ジョイフルも今年に入って初めて、売上・客数が前年同月を下回った。
【大手49社動向を俯瞰】
〜集計中〜
|
|
| 2010年5月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
本調査対象14ブランド(社)の2010年5月度・既存店売上前年同月比は、 前年を上回ったのが5ブランド、下回ったのが11ブランドであった。牛角(プライム・リンク)が前年割れしたため、前年超えは先月より1ブランド(社)少なくなっている。
サイゼリヤ、ジョイフルの「低価格FR」2ブランドは、それぞれ103.9%、102.0%と堅調を維持している。マックは既存店が100.4%で、全店ベースでは99.4%と前年割れしたが、これは営業店舗数が減少しているためで、1店当り売上は増加しているという。すき家は牛丼の値下げにより依然として売上・客数を大きく伸ばしており、5月は売上117.3%・客数127.1%をマークした。復調の兆しをみせているスターバックスコーヒーは、今月も客数が104.3%と好調で、売上103.7%であった。なお、ドトールコーヒーショップも、客数において2008年2月以来14カ月ぶりに前年同月を上回った。主因は、モーニングの好調である。
【大手49社動向を俯瞰】
大手49社全体の既存店売上(前年同月比)は、98.3%と、再び前年割れとなった。
依然、店舗数が多いゼンショーが高数値をマークしているほか、アークランドサービスや壱番屋などはTV放映効果もあり数値を大きく上げていたり、サイゼリヤやリンガーハットなどが相変わらず堅調。しかし、前月に好数値であった焼肉居酒屋・FR焼肉のチェーンが再び前年割れ(但し物語コーポレーションは100%超え)し、幸楽苑やハイデイ日高などFF麺類も前年を下回ったこと等から、2カ月続けての前年同月声には至らなかった。
なお、喫茶業態は、スターバックスコーヒーが復調傾向の上、ドトールコーヒーにも客数回復が見られ、カテゴリー全体で100%を上回った。
|
|
| 2010年4月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
4月は、マクドナルドとスターバックスが再び売上を100%以上にした他は、この所の大きな流れから大きな変化はなかった。主な動きは、以下の通りである。
4月は、すき家・松屋の恒常値下げに対抗した吉野家が期間限定値下げ実施(270円)、2社はそれを上回る期間限定値下げ(250円)を実施した。結果は、すき家・松屋が客数を大きく伸ばし売上増(すき家は客数137.9%を記録)、吉野家は前月までと比べ健闘も客数・売上とも100%に達しなかった(売上93.1、客数96.8).
3月末から値下げ・新メニュー投入、それに合わせたキャンペーンを実施した牛角が、客数を112.2とし、売上は107.5%となった。
また、回転寿司大手3社が、揃って前年割れした(09年3月以来のことである)。
大手全体を俯瞰すると、 2010年に入り、既存店売上高が復調の兆しをみせる企業が散見され始めているのは事実のようだ。
上記のFF和風(丼もの)に加え、「国産野菜効果」のリンガーハットや、幸楽苑・日高の「FF麺類」、あみやき亭、物語コーポレーション(「焼肉一番かるび」等)といった焼肉チェーンが、10年に入り、既存店100%超えを続けている。
また、4月は、09年に足踏み状態となっていたハブ(ブリティシュブの「HUB」等展開)と、長らく低迷していた、DR(ディナーレストラン)の木曽路が、既存店売上100%を上回っている。特に、木曽路が100%を超えたのは08年3月以来のことであり、注目される動きである。 |
|
| 2010年3月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
サイゼリヤ独走状態にあったFRは、今年に入り、「低価格FR」の西の雄・ジョイフルが3カ月連続前年越えと復調傾向。経営体制一部刷新、「ハーフ・パウンダー・ステーキ」キャンペーンなど奏功。サイゼリヤの九州進出を迎え撃つ。
マックは既存店売上が100%を割るもマンスリーセールス(全店)は過去最高を記録。「カリフォルニアバーガー」等好評。
牛丼2社は、吉野家が79.4%(客数77.7%)、すき家が112.1%(客数125.5%)と明暗がさらに分かれた。4月は松屋も含め期間限定値下げ合戦が繰り広げられる。
|
|
| 2010年2月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
特に注目すべき結果は、以下2点である。
スターバックスコーヒーの既存店売上が15ヵ月ぶりに、客数は19ヵ月ぶりに、前年同月を上回った。「客数増・客単価減」は、ここ数年のスターバックスにはあまり見られなかった傾向であり、今後これがどのように推移していくのかが注目される。
牛丼280円に値下げのすき家は、 1月は97.8%と100%を割ったが、2月は104.3%を記録した。値下げ以降、客数は3ヵ月連続で100%を上回っており、とりわけ2月の客数は117.0%と高数値を示した。
|
|
| 2010年1月 |
|
|
【主要14ブランド動向】
サイゼリヤ(118.1%)、 ジョイフル(101.4%)、マクドナルド(110.0%)、かっぱ寿司(104.9%)、スシロー(108.8%)が売上前年実績を上回った。
サイゼリヤは4ヵ月連続の前年クリアである。秋に放送されたTV番組がローカル局で再放送されたこと等がプラスに影響。ジョイフルは6ヵ月ぶりの前年クリア。1月は「サイコロステーキフェア」を実施。2月には「ハーフパウンダーステーキキャンペーン」の先行発売に行列ができるなど、フェアを積極的に実施している。マクドナルドは「Big
Americaシリーズ」(1月は「テキサスバーガー」)が好調で客数が大きく増加した。
低価格競争が激化する牛丼チェーンは、恒常値下げをせず期間限定値下げで対抗した吉野家は、大きく落ち込んだ12月よりは9ポイント上げたものの、86.9%と低い数値となった。一気に最安値の280円に恒常値下げしたすき家も、先月に続き客数を大きく増加させたものの、売上は前年割れ(97.8%)に終わっている。
|
|